バッティングセンターのブルース

（犬井ヒロシ風）

♪バッティングセンターのブルース、♪バッティングセンターのブルース、聞いてくれぇ。

ちょっと背伸びして１４０キロに挑戦したものの、ファールチップばっかで全然前に飛ばへんかって、・・・そんなときに限って可愛いおねぇちゃんが後ろで僕のバッティングを見物してる時の話やけどぉ・・・

「めっちゃ可愛いけど全然知らん人やし、僕には関係ないわ」と、自分の持ち味であるフルスイングのバッティングを続けるのか、それとも

「『この人よう打たんのに、えぇ格好して１４０キロなんか打ってるわ』と思われてるんとちゃうやろか」と弱気になって、とりあえず前に飛ばそうとバットを短く持ち替えて、なんとか当てにいくこじんまりしたバッティングに切り替えるのかは、

自由だぁぁぁぁぁあ

♪バッティングセンター is freedom　♪バッティングセンター is freedom　・・・

そやけどせっかくバット短く持ち替えて何とか前に飛ぶようになったものの、打ち終わって後ろを見てみると、おねぇちゃんは隣で打ってた若いおにぃちゃんと楽しそうに話をしてて、僕のほうには目も暮れてなかったりするのがオチやでぇ。

ジャンジャン