たたき台。

  • じゅん
    2008年11月22日 13:58 visibility61

前々から考えていていずれは書こうと思っていたんですが、
昨日今日出た報道が非常にタイムリーであったので、さっきの記事とセットという形で。
本当は完成させてから出したかったのだけど、この流れを大事にしたかったのと、
今日明日はちょっとまとまった時間がとれないので大枠だけ。

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WBC日本代表出場選手選考基準(私案)

以下の基準を満たした選手の中から、左右やタイプなどのチームバランスを考慮して監督が決定する。
なお、以下の基準はNPB所属選手、MLB所属選手で同様に評価する。

【全選手共通】
以下の基準のうち少なくとも一つを満たしている場合は原則として選考より除外する。
・直近の2年間のうちに1度の故障で2ヶ月以上の出場選手登録抹消があった者。
・直近の2年間のうちに故障で合計して3ヶ月以上の出場選手登録抹消があった者。
・直近のオフシーズンに2ヶ月以上のリハビリを要求される手術治療を受けた者。
・直近のオフシーズンに残留を前提としないフリーエージェント宣言を行った者。
ただし、これらの基準に該当する選手が選出を強く希望する場合はこの限りではない。

【捕手編】
直近の2年間のいずれも、各球団で捕手として〔90〕試合以上出場していること。

【野手編】
以下の基準をいずれも満たすこと。
1.直近の2年間のいずれも、各球団で〔90〕試合以上出場していること。
2.以下の基準のうち少なくとも一つを、直近の2年間で連続して満たすこと。
・打率〔.300〕または出塁率〔.350〕
・長打率〔.400〕
・打点〔75〕
・盗塁〔20〕

【先発投手編】
以下の基準をいずれも満たすこと。
1.直近の2年間のいずれも各球団で〔15〕試合以上先発で登板していること。
2.以下の基準のうち少なくとも一つを、直近の2年間で連続して満たすこと。
・先発登板イニング数〔120〕
・先発防御率〔3.50〕
・クオリティ・スタート率〔55%〕

【救援投手編】
以下の基準をいずれも満たすこと。
1.直近の2年間のいずれも各球団で〔30〕試合以上救援で登板していること。
2.以下の基準のうち少なくとも一つを、直近の2年間で連続して満たすこと。
・救援登板イニング数〔50〕
・救援防御率〔3.00〕
・救援勝利数+ホールド数+セーブ数〔15〕
・得点圏被打率〔.270〕

【例外規定】
1.直近のシーズンで支配下登録1-3年目だった選手については、直近のシーズンのみ基準を満たせば選考対象となる。ただし、直近のシーズン以外も評価の対象とする。
2.WBCが行われる年の誕生日を迎えて〔24歳〕以下の選手については、投手野手各1名ずつ、上の基準を満たさない場合でも代表に選出することができる。
3.WBCが行われる年の誕生日を迎えて〔33歳〕以上でかつこれまでに五輪またはWBCの本戦代表に選出された経験のある選手については、投手野手各1名ずつ、上の基準を満たさない場合でも代表に選出することができる。
4.例外規定によって選出できる選手は投手野手合計で3名以内とする。
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※1「選出の過程が明快で、多くの人の納得を得られること」「選出された結果としてのメンバーが感覚的な最強メンバーと大きくは矛盾しないこと」を重視して作った選考基準(案)です。
※2〔〕で括られた数字は検討段階にある数字です。僕自身が数字を基にして野球を考えることが少ないこと、スクリーニングとして用いたときにあがってくる選手の数が適正にならない可能性があることなどから、完成版では変更される可能性があります。
※3選手評価にOPS、XR、RFなどの現代的指標は使用していません。これらは日本ではまだまだ定着していないのが現状で、多くの人を納得させるという基準の精神に反するためです。本当は出塁率や長打率も怪しい気がしますが、それぞれ2番タイプ・4番タイプを無理なく数字で選出するために採用しています。また、QSは基準が明快で説得材料として有望なので例外的に採用しています。
※4直近2年間という条件はいわゆる「ポッと出」の選手で大ケガをする可能性を考慮したものです。実力を伴った若手の選出は例外規定に回してあります。
※5NPB所属選手とMLB所属選手で基準を同じにするのと別にするのとでは一長一短があると思われます。今回は明快さを第一とし、やや低めのハードルで複数選手を浮かび上がらせた上で最終的には監督が優劣を判断すればよいだろう、という判断から基準は統一しました。
※6捕手についてはそもそも人数が少ないこと、けがの多いポジションであること、監督や投手との相性など数字に表れない要素が多いことなどからほとんど基準を設けていません。

※だらけww

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