
晴れたけど、爺は黙った草津戦
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mw
2008年11月26日 00:53 visibility84
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以前、知人と例のごとく「よた話」をしていたとき、
サッカーの勝ち負けと内容といったたわいもないぐだぐだに展開しました。
曰く、試合は4種類
内容のある勝ち試合
内容のない勝ち試合
内容のある負け試合
内容のない負け試合
きっと、昨日の草津戦、多くの人は「内容のない勝ち試合」とあげることでしょう。
毎週火曜日、ローカルFM局で放送されるサンフレッチェコラボの番組でも、チームキャプテン佐藤寿人選手曰く
「勝ったことだけが良かった点、という試合」
といっても、私は実は後半戦からしか見ていないんで、今回は、そこのところの判断がイマイチ、、、そこのところ、プラマイして読んで下さいまし〜
秋は学校行事が目白押し、目黒押し、ぎゅうぎゅう詰めで目は充血、、、
そんなこんなで三人の子持ちししゃもの私、この季節、本当に忙しい毎日です。
と、言いながら、草津戦前日練習にも行ったりして、、、本当に忙しいのか〜???
(これは別に「寿人日記」につれづれなるままに書こうかな?)
末っ子の学校行事が昼まであって、一度家に戻って上の子達の昼ご飯をして家を出たのはほとんどキックオフ時間、、、じゃ、行かなきゃいいじゃん、家でTV見てれば〜とお思いの方も多いと思いますが、、、
いまどきの子供よろしくカード集めをした結果(?)最終ラインの要、イリアン:ストヤノフ選手と、チームの心臓、森崎和幸選手はおしおきで出場停止、
苦肉のペトロビッチ監督はとことん「最終ラインからの組み立て」にこだわって
イリアンの代わりのリベロに森崎(浩)か、高萩か悩んでおられるとチームからのファンクラブ通信で読んでいた私、
コージか、洋次郎のリベロ?うわ〜、それって、超レアじゃん!
見逃してはならじ!行かなくちゃ、行かなくちゃ、なにを置いても行かなくちゃ!
てなわけで、行く道すがらチェックした速報でのフォーメーションは
佐藤(寿) 森崎(浩)をリベロに据えた形でした
高萩 柏木
服部 李 ←こんな感じだったかな?
高柳 青山
森脇 森脇(浩) 槙野
佐藤(昭)
色々ご意見あると思いますが、ま、これ、仕方ないと思うんですよ、私は。
「サンフレッチェのサッカー」にこだわる限りは、、、。サンフレッチェのサッカーを捨てて「オーソドックスなサッカー」で勝ちに行ったっていいんですし、優勝も昇格も成し遂げてる訳ですから、自分たちのサッカーを追求する方を採るってこともあり、、、、結局、なにをとるかって話ですよね〜。んで、うちのペト監督、勝つつもりがなかった訳じゃないと思うんですけど、こだわりの方を選択されたんじゃないかと、、、
BAに向かう途中で見た試合速報では、試合開始からいきなり草津に攻め立てられている模様「うわ〜」と思っている間に(多分、試合開始10分しない間に)草津の得点。DF陣のばたばたぶりが目に見えるようでした。ビッグアーチへ向かうシャトルバスは試合開始10分後が最終なので使えず、市内からビッグアーチのある広域公園まで大きく迂回してゆくアストラムラインを使っていたのですが、この駅からビックアーチまでがずっと上り坂、
「ヤバいよ、ヤバいよ、速く行かなくちゃ」と思うものの、寄る年波で気ばかりせいて足が前に進みません。
案の定、着いたら、ハーフタイム。私がせっせと走ってる間に、高萩選手がミドルシュートを決めて1−1にしてくれてましたが、、、(試合終了後のハイライト見たら、草津さんもものすごくスペースが空いていたみたいなんですけど、あれは何故だったんでしょう?私が見た後半ではあんなことはなかったんですけど、、、)
後半から、リハンジェ→楽山、高柳→結城と変え、高柳の位置に森崎(浩)、森崎の位置に森脇、右サイドに結城とスライド。
しかし、そうすると、全くと言っていいほど中盤の有機的連携というものがなくなってしまいました。(と、言うか、前半あったかどうか定かではないんですが)
それでも、代表でのアウェイ試合の疲れも何のその、前線からのプレスに走り回っていた寿人選手が楽山選手からのロングパスに抜け出そうとしたところをエリア内で倒されPK
これを槙野選手が決めて(また、例の、ノールッキングPKでした)2−1と勝ち越し。それでリズムに乗るかと思えば、なんの、なんの、
草津の植木監督、すぐに動いてFW後藤選手を鳥居塚選手に変えます。これが、大当たり。交替から10分もしない間に左サイドからのクロス、都倉のヘッド、GK佐藤昭はじいたところを、サンフレDFをすり抜けて入って来た鳥居塚選手にかわされて左隅へ技ありのシュートで2−2に追いつかれてしまいます。
まるで、つい一週間前の天皇杯5回戦川崎との試合を逆バージョンで見ているかのようです。草津は前からのアグレッシブな守備から奪ったボールをピッチを広く使った早い展開、サンフレッチェは守りも攻めも1歩が遅い。
ボールを広く回されて、再び左サイドからのクロスに都倉のヘッド。三回同じことやられてるわけです、とほほ。勝ち越しを許してしまい、いつもよりかなり早く高萩に変えて久保を投入しました。
右サイドから、楽山、結城の攻め上がり等もあったんですが、どうも上手く噛み合ない、、、時間ばかりが経っていってロスタイムは4分。
その、ロスタイム4分のうちに2点入れてしまったんですよ。ばたばたの守備をどうにも出来なかった両サイド(一人は途中からリベロに入りましたが)槙野、森脇コンビが。(3点目は槙野選手が自身のシュートの跳ね返りを押し込んだのですが、その際、佐藤寿人選手の膝に当たり、記録上は佐藤選手のシュートになってます)
しかし、、、、
これってどうなんでしょう?いっそ,負けた方が良かったような気がするのは私だけなのかな〜
コレじゃ、なんか勘違いするんじゃない?
草津は大変良かったと思います。アグレッシブな守備はずっと変わりませんが,この試合は奪ってからの展開に見るべきところが大変多かったと思います。昇格可能性が消えてなお,このような試合を出来るチームというのは本当に素晴らしいと思いました。
サンフレッチェの中で、光っていたのは
1点目の高萩選手のミドルシュート(私は生で見ることは出来ませんでしたが、帰って録画を見ていたら、三人の子供の中で唯一サッカーをやっていない真ん中の子が通りすがりに、「うお!」と立ち止まってみていました。「どしたん?」と聞くと「けり方がきれい」うむ。確かに。)
後半30分頃でしょうか、敗色濃い中、敵陣中央で柏木陽介選手が見せた(本人なら「魅せた」と書くところかもしれません。)マルセイユルーレット。
スタジアム全体から応援でも歓声でもなく、「どよめき」が起こったのは私が知る限り、今季初めてのことでした。前々から、「プロである限り、1試合に必ず一つは魅せるプレ−をしたい」と言っていた柏木選手ですが、この試合は、それ以上に「これではお金を払って見に来てもらったお客さんに申し訳ない」と思っていたのではないか、とうがってしまいたくなります。
「空を飛ぶような選手はいないが、我々はチームとして闘う」と常々語っていたペトロビッチ監督は試合後にコメントを求められて、
「今日の試合内容については、コメントしたくない。みなさんがこの試合をご覧になっていれば、わかっていただけると思う。」
わかります。監督。深くは聞きますまい。
そんな不甲斐ない試合だったからか、昇格以来、しばらく御休みしていた『勝利劇場』が復活。
佐藤寿人選手も巻き込んで、「寿柏槙森劇場」となりましたが、4人が4人とも開口一番「不甲斐ない試合ですみません」
まさに内容のない、勢いだけの勝ち試合
この試合を
「勝ったからまあよし」と思う選手と、「勝ったからヤバい」と思う選手では来季が全く違ったものになる気がするのは、おばさんの取り越し苦労なんでしょうか?
ぶつぶつ言いながらの帰り道、余りに慌て、余りに焦り、余りに頭イタかったので、朝からなんにも食べていないことに気がついたのでした。この私が!!!
<!--EndFragment-->私的にこの試合の見るべきところだった二人。
途中交替でも普通はウインドブレーカー等を着用して出て来ますが、今回は既にチームスーツに着替えていた高萩選手。その真意はいかに?
劇的ロスタイム逆転の立役者な二人。でも、、、、う〜ん、、、
勝利劇場初登場の寿人キャプテン。
「この格好では真面目なことは言えないですね」と苦笑い
一日税務局長を務めた槙野選手はその時のタスキをかけて
「皆さん、税金はちゃんと払いましょう!」
大変お慶びの紫の方々、、、
喜んでていいのかなあ、、、う〜ん
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- 事務局に通報しました。
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