Boys!

相川選手のゴールに湧いたスタンドに立ち、様々な感動が押し寄せた。
ひとつは、ゴールって気持ちいい!という、至極当たり前で究極に感無量なこと。
飛び上がり、歓声を上げ、息子をふたり抱き上げて(次男は元々寝ていたので担いでいたが)
抱きあう温もりに、人間っていいなと感じ入り、
前列のオジチャマ達と、「いやードモドモ!」と握手を交わして
「人って、喜びを共有するとこんなにも距離が近い」と涙がでそうになったのである。
でも、ぐっと堪えた。目指すもの、そこまでお預け。

かれこれ7年前、リバプールでマイケル・オーウェンがハットトリックを決めた試合を観た。
前の席の初老の男性が、"Boys!! Work! Work!"と言っていた。
決して叫んでいたのではなく、かといって呟いていたのではない。
念ずるように、深い声で選手に向かって Boys, と。
そこにチームに対する愛を感じた。
このオジイチャンは、今までどれだけの選手を見続けてきたのだろう。
Boysには My boysという気持ちがこもっているように思えた。
その時その時、ピッチを走る選手に希望を託し、動け、動け、と心を躍らせてきたのだろうと。

その時のことを思い出して、Boys! Work! と心の中でつぶやくのは、こんな試合の時だ。
誰が出ても同じなわけはない。あの選手にも、この選手にも活躍してほしいそんな中で出てくる11人。
キミに、かける。キミを、信じていると見つめる。
走る、守る、かけあがる、すべてに気持ちを感じられるそんな試合。
そしてゴールネットが揺れた向こう岸。

それでも、星はふたつ。残りみっつは期待値。
愛すべきチームに。
リバプールのオジイチャンは、オーウェンがハットトリックを決めた時
天を仰いで、「マイケル・オーウェン!ハレルーヤ!」と叫び、
後ろにいた私たちと握手をした。
まだ、ハレルーヤ!もお預け。
でも、いつかみたい、ガチャ・ハレルーヤ!
シンヤ・ハレルーヤ!
ギフ・ハレルーヤ!

ところで、電光掲示板は直らないのかな。

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