読売巨人軍75年史
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DIME
2010年04月27日 10:07 visibility733
すっかり忘れてしまっていて、ぎりぎりなんですけど、申し込みました。
読売巨人軍75年史
7000円(一般頒布は9000円)
個人として資料としてどこまで意味があるかは良くわからないですけど、下手な記念グッズよりはよほど価値があるので、ご祝儀ということで・・・ってたぶんコストのほうが高い気がしますが。
もちろん資料としては価値が高いものだと思いますが、たぶん私が初見のエピソードとかデータとかほとんどないと思うんですよ。
基本的に50年史にしろプロ野球史にしろほとんど読み漁っていますし、巨人軍の場合は戦前資料は戦火で焼失していますから古い話題ってそんなに増えないしスコアブックとかが載るわけでもない。
ほんと焼失は残念です。
さて、75年史に関してはずっと書こう書こうと思っていながら書き忘れていた事がありました。
こんなところに書いたとしても球団に届くわけではないのですがまぁ一応。もっと早い時期に思い出したら球団に申し出ていたんですけれど。
是非全国各地の主要図書館には献本しておいていただきたいです。基本的に献本しますと言って断るような図書館はないと思いますので。
こういう資料こそ20年後、30年後に調べ物をしたいと思う人が出てきたときに価値が出てきます。下手なプロ野球本(とくにトンデモ本)が図書館に並ぶよりよっぽどいいです。巨人の場合はトンデモ本比率が高いですから、なおさら。
こういう正統な本こそ図書館とかにはあるべきなのですが、だいたい一般人が面白がって図書館に申請するのってB級だったりトンデモ本(ナカミこそ問題だらけなのとか、ゼロは10倍してもゼロなのとか)だったりする類ですから意外と悲惨な蔵書状況にある図書館って多いです。
献本コストは一冊あたりせいぜい数万だと思います、全国都道府県と主要都市の図書館に配って周っても100万ぐらいで済むはず。広告宣伝と割り切って欲しいともいます。
すりすぎとかであまってるとか、ここから更に数百冊余計に刷ってもコストがあまり代わらないとか言う話であれば是非検討しておいて欲しいものです。
ちなみに鹿児島県立図書館の場合ですと、球団史では「阪神タイガース 昭和のあゆみ」が何故だかあります。
熱狂的なファンの人が献本したのか申請したのか定かではありませんが、こういうのが残っているところが阪神ファンのすごさだと思いますよ。
ちなみに、プロ野球年史に関しては、個人的な読後の感想としては古いものほど質は高くなります。特にあれが最初だと思いますが40年史に関しては読み物としても一読の価値があります。
ただ年代が新しくなるほど、質は落ちていきまして最近のものになるとおかしな記述が増えてきます。
あぁいうものはできる限り客観的かつ十分な調査をした上での記述が求められる類のものだと思うのですが、新しくなるほど書き手の主観が混じってくる傾向があります。
つまるところ「日本プロ野球 ベースボールマガジン社報道史」もっとひどい場合は「同社所属記者史」になっている部分が散見されます。
一次情報と二次情報はしっかり区別した方がいいですし、個人の記憶に頼りすぎてるような記述は避けていたほうが無難です。そこがあやふやだと資料価値に直結します。
新しい年代に関しては仕方がないにしても、古い年代に関しては「日本プロ野球40年史」オススメです。
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