2007クラブW杯決勝 ボカ・ジュニアーズ × ACミラン @日産スタジアム


クラブワールドカップの決勝戦を観に行ってきました。 

ボカ・ジュニアーズ × ACミラン、トヨタカップ時代の2003年の再戦となりました。

 

冬のナイターのサッカー観戦ということで覚悟しつつ横浜へ。

決勝戦バージョンの大会プログラムを買い、

普段ジェフで来る時にはできない日産スタジアム探検をして決勝戦を待ちました。

さすが、決勝戦は人が多い。

 

19:30、決勝戦の選手入場の際に流れるFIFAアンセムを聴いてちょっと目頭がアツくなった。(笑)

この日のミランはゲンのいい白ユニフォームでした。

 

前半の序盤は両チームとも質の高いプレーを見せ、特にボカのディフェンスはさすがでした。

と思っていたらミランがインザーギのゴールで先制。

あの場所にいるのがインザーギ!という感じでした。 

しかしボカも直後にショートコーナーからパラシオのヘッドで同点。

2003の同カードも同じような試合展開だったので

ボカサポーター、ミランサポーターは誰もがその時のことを思い出したと思います。

前半はカカーがボカのディフェンスに徹底マークされ思うように動けず、

またビルドアップ時のピルロのところが狙われている感がありました。

前半の最後のほうのセットプレーのチャンスではカラーゼも上がってきてたんですが、

惜しくも絡めませんでした。 

ぼくが座った席はゴール裏、ボカのサポーターサイドの2階席で、

ボカの応援がよく聞こえたのですが、

試合展開によらず同じチャントを続けていてとても良かったです。

 

後半に入ると、ボカにやや守備の乱れが見えてきます。

後半開始直後、ミランの右サイドからのFK、

ピルロが蹴ったセンタリングに中でアンブロジーニがつぶれ、

後ろのネスタがワントラップしてシュート、これが綺麗に決まり、ミランが勝ち越します。

1週間前に公開練習を観に行った時にやっていたのと同じ形がゴールに結びついて良かったです。

ネスタはセットプレーの時はあまり上がらないイメージがあったのでビックリしました。

あと、アンブロジーニはナイス影のアシストでした。

さらに数分後、マルディーニが相手との接触で変なふうに倒れてうずくまり、

スタジアムの観衆の誰もが大丈夫か?という雰囲気になり、

ボカの選手の足も止まりかけていたのを尻目に、カカーがドリブルからシュート、これで3−1。

そしてマルディーニはその後プレーに戻りました。

もしかしたらこれはマルディーニのクレバーなプレーかもしれないと後から思いました。

その後、ミランは1点目と同じカカー⇒インザーギのラインで追加点を挙げ4−1。

まさかこんな点差が付くとは思っていませんでした。

その後は徐々にボカのペースに戻ってきます。皆足技がうまい。

そしてこの日最大のシーン、カラーゼに1発レッドが出されます。

あのシーンはPエリアすぐ外で、しか後でハイライトを見たら

カラーゼのスパイクの裏がボカの選手の足首にモロに入っていたので、

故意じゃないにしても退場は仕方なかったです。

その後はミランの防戦一方になり、オウンゴールで1点を返されましたが、

ボカもレッドカードで1人少なくなり勝負あった感がありました。

結局4−2でミランが勝ち、世界王者に輝きました。

 

帰りはジェフサポ仲間でこの日はボカゴール裏で見ていたボカサポの人と一緒に千葉まで帰ったのですが、

1−3になった時にアルゼンチンから来た子供が泣き出したという話を聞いて、

やはりサッカーが文化として根付いている国はすごいなと思いました。 











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