清濁

  • ken
    2008年03月02日 12:44 visibility69

鹿島、審判にやられた!疑惑判定続発で岩政&大岩開幕戦欠場
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=420960&media_id=42


とりあえず,広島おめでとうございます。
2点目のヘッドとかはすごいうまかったし,鹿島は2−1で逃げ切る強さが絶対に必要だと思います。

岩政は2枚目はちょっと軽率かもしれませんが,ああいう形でゴールが認められたこともあったと思う(見たことある気がします)ので,気持ちは分かります。

サンフレッチェの退場はちょっと数合わせっぽかったけど,その前にも何度か荒いプレーがあったので,鹿島好きとしては「まぁラッキーかな」という感じでした。

そがはちょっと気の毒。2回蹴り直しになったのはそがのミスかもしれないけど,佐藤が蹴る前に溜めを作っているので,ちょっと酷かと思います。
ルール上は蹴りなおしですが,流されるプレーではあったと思います。


この試合を見ていて思ったのは,
試合中の判定をするのが“人”であるのはルール遵守の機械的な判定ではなく,ある程度の“あそび”を持った判定をする必要があるからだと思います。例えば,競り合いで足があたったり,セットプレーのポジション取りでちょっとシャツを引っ張るとかは日常的にあるでしょうし,その駆け引きもサッカーの面白さかと思います。

ルールブックが本当に絶対というわけではないと思います。曖昧な表現もあるしね。そういう意味だともう少し余裕を持ったジャッジをして欲しかった。清濁併せ呑む覚悟も必要だと思います。


あと,乱入はいけないことです。禁止されているから,でもそれを単純に否定することは僕にはできません。もちろん僕は乱入は絶対にすることはないですが。
海外とかで優勝した瞬間にサポーターがピッチになだれ込んでいる映像とかを見たりするとものすごく感動します。こういう感動的なシーンと同じだと思うんです。怒りか喜びかの違いであって,サッカーの魅力を象徴するものだと思います。
サッカーはゴールで喜び,負けて悔しがり,そういう熱狂が一番の魅力だと思います。だから楽しみたいなら好きなチームを作るのが一番楽しめる。

でも熱狂は感動だけでなく怒りもつれてきます。
サッカーというスポーツの恩恵を受けたいのなら,熱狂の中にある感動だけでなく,ネガティブなものも清濁併せ呑んでほしい気はします。
サッカーが熱狂をもたらす者である限り,単純に乱入した人の出入り禁止とか罰金とかの対応策だと同じことが起きると思います。

頭ごなしにダメというのではなくて,なぜ起こったのかとか,防ぐために協会はリーグはチームはサポーターは,選手は何ができるのかをそれぞれ考えて,防ぐための工夫をして,減らしていくための努力をするべきと思います。

それぞれがちょっとずつ行動を変えて,大きなシステムを変えていきましょう。

あとは,この記事について日記を書いている人達の中で特定の選手を中傷するようなものを書いている人(主に他サポですが)はどうなんでしょうか。まぁこれも清濁でしょうが。やっぱ見るといやですね。

得点シーンは魅力的だった。
広島おめでとう。鹿島がんばれ。

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