元プロ野球選手ではないプロ野球監督(改訂版)
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おりやん
2008年05月28日 02:55 visibility16969
ぼなさんの日記、「今日はなんの日??」
http://baseballsns.jp/member/1751/diary/46528/
にて、元プロ野球選手じゃない人はプロ野球監督になれないのか?
という話がありまして、ちょっと調べてみました。
勿論、規定にはそんな事はありません。
で、過去に2人だけですが、おられました。
どかべんさんが答えられていた巨人や阪神の監督であった、藤本定義監督もそうですが、
プロ野球創設時には当然何人かいらっしゃいますので、戦後、とします。
1. 阪神タイガース/岸一郎(1955年)
学生野球や大学監督の経験はあるものの、ほとんど無名に近い存在で、
いまだに就任したのが謎、と言われる人物。
当時の阪神は藤村などの猛者がおり、全く監督の言う事を聞かず(笑)、
その年の5月に休養、となる。
2. サンケイスワローズ/砂押邦信(1961、62、65年)
若い頃からの立教の監督で「鬼の砂押」と恐れられたほどのスパルタ監督であった。
長嶋、杉浦を育てた事で、スワローズに入閣、61年に3位となるも翌年には最下位、
65年に再度指揮を取るが、やはり最下位にて辞任する。
もう一人、ダイエーホークス時代の二軍監督に、有本義明氏が就任した事もあります。
1993-96年まで、でした。
アマチュア野球から記者、そして解説者になり、遂には二軍監督になった、
という特殊な経歴の方ですね。
、、、長いプロ野球史を辿ってもプロ未経験監督は、この方達程度のようです。
やはり、プロ野球経験者でないと、選手がついて来ない、という事が大きな原因ですね。
プロの中でも、ある程度実績を残さないと難しいくらいです。
現役ではほとんど成績を残さず、大監督になったのは、
阪急、オリックス、日本ハムで監督をされた、上田利治監督くらいではないでしょうか?
現役はたった3年間で引退、そして監督としては通算1322勝を挙げました。
以上で、私の調査を終わります。
(ぼなちゃん、私も勉強になりました。w)
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・追記事項
戦後という意味では、中日の監督で1954年に日本一になられた、天知俊一氏もそうでした。
プロ野球選手の経験はありませんが、フォークの神様、杉下氏を育てられた方、として有名です。
プロ野球草創期から尽力された方なので、逆に見落としておりました。お詫び致します。
また、そういう意味では、戦前初期の巨人監督ではありましたが、戦後もまた大映、阪急、阪神を歴任された藤本定義氏も、
プロ経験のない監督、と言って良いでしょうね。
謹んで、補足させて頂きます。
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