元プロ野球選手ではないプロ野球監督(改訂版)

ぼなさんの日記、「今日はなんの日??」

http://baseballsns.jp/member/1751/diary/46528/


にて、元プロ野球選手じゃない人はプロ野球監督になれないのか?

という話がありまして、ちょっと調べてみました。


勿論、規定にはそんな事はありません。

で、過去に2人だけですが、おられました。


どかべんさんが答えられていた巨人や阪神の監督であった、藤本定義監督もそうですが、

プロ野球創設時には当然何人かいらっしゃいますので、戦後、とします。



1. 阪神タイガース/岸一郎(1955年)


学生野球や大学監督の経験はあるものの、ほとんど無名に近い存在で、

いまだに就任したのが謎、と言われる人物。

当時の阪神は藤村などの猛者がおり、全く監督の言う事を聞かず(笑)、

その年の5月に休養、となる。



2. サンケイスワローズ/砂押邦信(1961、62、65年)


若い頃からの立教の監督で「鬼の砂押」と恐れられたほどのスパルタ監督であった。

長嶋、杉浦を育てた事で、スワローズに入閣、61年に3位となるも翌年には最下位、

65年に再度指揮を取るが、やはり最下位にて辞任する。



もう一人、ダイエーホークス時代の二軍監督に、有本義明氏が就任した事もあります。

1993-96年まで、でした。


アマチュア野球から記者、そして解説者になり、遂には二軍監督になった、

という特殊な経歴の方ですね。




、、、長いプロ野球史を辿ってもプロ未経験監督は、この方達程度のようです。


やはり、プロ野球経験者でないと、選手がついて来ない、という事が大きな原因ですね。

プロの中でも、ある程度実績を残さないと難しいくらいです。



現役ではほとんど成績を残さず、大監督になったのは、

阪急、オリックス、日本ハムで監督をされた、上田利治監督くらいではないでしょうか?



現役はたった3年間で引退、そして監督としては通算1322勝を挙げました。



以上で、私の調査を終わります。

(ぼなちゃん、私も勉強になりました。w)



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・追記事項



戦後という意味では、中日の監督で1954年に日本一になられた、天知俊一氏もそうでした。

プロ野球選手の経験はありませんが、フォークの神様、杉下氏を育てられた方、として有名です。


プロ野球草創期から尽力された方なので、逆に見落としておりました。お詫び致します。




また、そういう意味では、戦前初期の巨人監督ではありましたが、戦後もまた大映、阪急、阪神を歴任された藤本定義氏も、

プロ経験のない監督、と言って良いでしょうね。


謹んで、補足させて頂きます。

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