WBC辞退

来年に行われるWBCの候補に選ばれていた
中日の選手が全員辞退したことが
結構大きな反響を呼んでいるようです。

ただ、実際のところ中日意外でも
辞退者がでているため
一概に中日を悪く言うべきではないと思いますが、
日本のプロ野球界の中で
そこまでWBCを大事なものとして
まだ捉えられていないのが実情なんだなと
改めて今回実感しました。

確かに開催時期が良くないとも思いますが、
例えばサッカーのワールドカップの場合なら
こんな辞退者が続出なんてことは
なかったでしょう。

ただ、サッカーもワールドカップができた最初の頃は
サッカーの母国イングランドが参加しなかったわけですし、
今のような大きな大会として位置づけられてはいませんでした。

そう考えるとやはりWBCが
大会としての価値を高めるには
まだ時間が必要のような気がします。

残念ながら大会よりも
開幕へ向けての調整が優先と捉える人がいるという現状は
しっかりと受け入れ、
この大会に向っていくしかないように思います。

イチローのようにこの大会に対しての
位置づけを大きく持っている人が
どれくらいいるかはわかりませんが、

参加意欲のある人たちを優先に
メンバーを探すことになるような気がします。

ただ、野球の将来を考えるとやはり
このような世界大会の存在は必要なわけで、
アジアシリーズと同様に
意地張ってでも開催すべきイベントではあると思います。

いつの日か、
WBCが本当の意味で
世界一を決める大会になってほしいです。

この大会の価値がどれくらいかは別として
大会が開催されたときには
日本を応援したいと思います。