抑えの重要性と投手への信頼
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Tコーチ
2008年08月20日 00:00 visibility78
今日の中日は2−4で勝利。
最終回は平井と小林の二人で
0に抑えました。
自分は以前、
岩瀬が抜ける間の抑えは誰か?
と考え、
浅尾かなと書いたり、
高橋かなとも書きましたが
今日は二人とも最後に使われませんでした。
そして今日は小林が最後だったりと
固定した投手を使いません。
おそらく落合監督の考えとしえ
抑えという役割は作らない!
という考えがあるのでしょう。
その日に最善と思える人間を選ぶ!
といった形で完全なストッパーの役割を
岩瀬が戻ってくるまで設けないつもりでしょう。
今日の試合を見て自分は
ほぼそう確信しました。
そして、落合監督は
相当抑えという役割の重要性を実感しており、
中日の抑えは今は岩瀬しかいないという
絶大なる信頼を持っているということを
証明してくれたように思います。
抑えという役割は最後の回を
抑えるのみという単純な仕事です。
しかし、勝ちたいという気持ちの中に
焦りやプレッシャーという大敵が投手の心の中に
容赦なく押し寄せてきます。
その中でしっかりと常に結果を出さなければいけません。
野球の中でもかなり精神的に激務な仕事だと
落合は考えているのでしょう。
ではそういった選手らにどうやって
実力を発揮させるか?
おそらく、
お前に任せたのだから
お前で負けたのなら悔いはない。
オレはお前と心中する!
そういった覚悟を持つことかもしれません。
死ぬときは一緒だ!
くらいの覚悟でしょう。
いまどき時代遅れのような感じもしますが
こういった覚悟こそ最も指導者として
大事なのかなとも思います。
阪神の岡田監督も以前
藤川に対して
「オレはお前を使って負けるのなら悔いはないから、
おもいきって投げて来い」
と話したことがあったと記憶しています。
これもある意味心中の覚悟でしょう。
そしてかつての西武の名将森監督も
後に横浜の監督になって抑えの斉藤にが苦しんでいるときに
「オレはお前と心中する」
と告げたと聞きます。
それくらいの気持ちを持って
選手と向かい合っていかない限り
レベルの高いプロ野球という
世界では戦っていけないのかもしれません。
そしてこの言葉は生半可な気持ちでは
決して伝わらず、
相当な覚悟がいることでしょう。
だからこそ中日は去年の日本シリーズで
山井が完全試合をしていても
落合は最後に岩瀬を使い、
オレはこのことに関して世間に理解して
もらおうと思わない!
と言い放ったのでしょう。
それくらいの信頼と覚悟があってこそ
選手らも辛いときも頑張れるのだと思います。
信頼と覚悟!
勝負どころで強いチームを作るために
必要なところはこういった部分のような気もします。
やはり野球は色々なことを
学ばせてくれて楽しいですね!
これからも楽しみたいと思います。
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- 事務局に通報しました。
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