5858：第二の江川問題は

といっても、元巨人の江川氏のことではありません。
日曜日の朝、ご覧になっている方が多いと思いますが、関口宏の番組「サンデーモーニング」での話し。
　発端は、番組の中の”スポーツコーナー”で大沢親分と張本氏が、コメントを述べ、だらしないプレーには叱咤激励の観点から”喝”を入れたりする。時々、スポーツ人にありがちな、偏った価値観や判断で評価を下す場合があり、冷静に考えるとおかしなものもないとは言えません。その他のコメンテーターはやや惹いた立場で、苦笑しながら聞いていることもあるし、喜んでいる風でもあります。
　そこに、野球に詳しくないであろう江川紹子氏が社会通念上から疑問を投げかけて、互いに感情的になって場が白けてしまった。
　ＴＶ側としては、これ以上バトルを展開されては困るし、あくまでもメインは、大沢親分と張本氏であるため、二人の出演を調整した結果、非常勤である江川氏にお呼びがかからなくなりました。そして、自分のtwitterで「張本さんがいる間、私の復帰はない」とやってしまった。
　これは、まずい！　致命傷となります。これで彼女の降板は決定的となってしまいました。

一方で、ＴＢＳの対応に非難の声もあがっています。
作家の麻生千晶さんは「長い目で見れば江川さんを失うのは損失なのに、ジャーナリストを切って視聴率で当たっている張本さんを残した」と指摘、「ＴＢＳは視聴率を求めるあまり近視眼的になっている。ＴＢＳの対応こそが『喝っ！』だ」と手厳しい。