準硬式野球との出会い

「準硬式野球とは、硬式と軟式の中間のボールを使用した野球。
このボールは、正式には軟式H球と呼ばれ、外側は軟式球と同じ天然ゴムできていて、中身は硬式球と同じ素材が使われている。現在、準硬式野球部は全国の大学でおよそ350の部が活動し、関東だけでも準硬式部員は2000人を超え、全国規模で行なわれる大会もあり、海外遠征も頻繁に行なわれている」(某HPより)

高校の監督が準硬出身で、元々存在は知っていた
しかし、

「準硬?中途半端じゃね?」
「へ〜準硬なんだ、じゃあ硬式になれるように頑張ってね♪」(硬式の下部組織と勘違い)
「そもそも何のためにあるの?」

4年前、大学に入学し、準硬式野球部に入ることを周囲に告げると、決まってこういった類の返答がかえってきた。

環境も恵まれているとは言えない(硬式と比べて)
メディアにも取り上げられない
結果を残したからといって周囲に大して評価もされない

それでも私は準硬式野球部に入部した

硬式では通用しないからというマイナスな動機はもちろんあった

野球以外にもちょっとバイトしたり、遊んだり、キャンパスライフを味わってみたい。でもサークルは嫌だ…というヘタレな考えもあった

自分の他にも、そんな部員はたくさんいると思う

そんな部員がたくさん集まるとどうなるか

大抵の場合、チームと呼べないような集団の完成である

事実、準硬式の世界には品性のかけらも無いようなチームが多々見受けられる

野次は当たり前
茶髪、ピアス
その他もろもろのマナーを守らない

私が所属していた部活はそこまでひどくはなかったが、
それでも元高校球児からするとカルチャーショックだらけだった

返事が適当
高校生と比べて圧倒的に元気が無い
練習中はおろか、試合中でさえヘラヘラする
練習内容は毎日同じ(目的意識の無い、ただ数をこなすだけの練習)
ミーティングを殆どしない

それでも当初は、受験で半年間野球から遠ざかっていた自分にとっては、野球が出来るだけで幸せだった

しかも弱小校出身の自分にとって、大学の広いグランド、恵まれた設備の中で出来ることはとてつもなく嬉しかった
大学に入って初めてフリーバッティングをやった
そんなレベルだった

しかしそんな気持ちが長続きするはずもなく、
すぐに野球がつまらなくなった

ゴールデンウィーク頃には、完全に腐っていた

チームはばらばら
勝てない
しかもそんなチームでも試合に出れない
一生懸命練習したところで評価される気がしない

負のオーラ満載で1年の春は過ぎていった。

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