
木下部長とボク
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サッカー野郎ぜ!
2010年05月15日 13:25 visibility77
「もう、帰ってええかなぁ」と
複雑な仕事を引き受けたら少し前に放送されていた
ドラマ『木下部長とボク』の木下部長役の板尾さんの
セリフを冗談で言うのがちょっと前のマイブームだった。
昨日、仕事で東京に行き
渋谷のスクランブル交差点を渡ってる途中に
スーツ姿の人が立ち止まっていた。
「おっさん、じゃまやなぁ。」と思いながらなんとかと
よけながらふと横顔を見た。
「あっ、木下部長や!」
木下部長ではなく板尾創路さんはスクランブル交差点の
真ん中でカメラのあるビルに向かってマイクで何かしやべっていた。
何かの撮影だったのだろう。
板尾さんが好きな田舎者の僕はテンションがあがった。
しかし、東京の人は板尾さんに気付きながらも素通りだ。
板尾だからか?
それとも交差点だからなのか?
それともみんなエキストラなのか?
わからない。
なぜ、渋谷駅のホームにタマホームの店があるのも
わからない。
所用が終わり2時間後また先ほどの交差点を通ると
まだやっていた。
少し時間があったので近くで見てみようと思ったが
ロケバスに戻ってしまった。
バス中は見えなかったのでもう1回板尾さんが見たかったので
待っていたがなかなかでてこない。
今朝のラッシュ時に山手線に5分乗っただけで疲れた。
お年寄り、ベビーカー、松葉杖をついた人、妊婦、スーツケースを持った人は
絶対に乗れないだろう。いや、コンビニの袋でさえ持つことは困難かも知れない。
御堂筋線もすごいが比ではなかった。
昨晩も0時近くに小田急に乗ったが非常に混んでいた。
鉄道路線も多いこの東京で
情報量も多いこの東京で
人の多いこの東京で
店も多いこの東京で
誘惑も多いこの東京で
やらなけらばならない事もきっと多いはず。
それでもl器用に生きている東京の人をなんだか尊敬した。
小さいことを気にしていたら前に進めない。
だから「いちいち板尾なんかにかまっていられない。」
のが東京の人なんだと勝手に待ちながら思った。
そしてはボクはロケバスの方へつぶやいた。
「もう、帰ってええかなぁ。」
- 事務局に通報しました。
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