
奇策とは何だろう?
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フロンタ東京
2007年10月11日 23:10 visibility50
昨日のナビスコカップ準決勝第1戦マリノス対川崎で、川崎の布陣が4バックになったということで、スポニチでは奇策、他のスポーツ誌でもマジックとか書かれていた。
我々フロンターレの試合を見ている者にとっては、4バックは当たり前の事に思える。試合中は選手は流動的に動くので、3バック・4バック・5バックの時がある。通常の3バックの時でも上がったサイドの反対側は殆んど上がらずに様子を見て、実質4バックを維持している。
それなのに何が奇策なのだろう?表面上の形が問題なのか?新聞社の担当記者は普段からチームの事を良く見ているので、3バック陣形を4バックという形にした位では奇策とは思わないだろうし、書かないだろう。では、何が奇策なのだろう。考えて見ると奇策とは、横浜FC戦ではないかと思い立った。
日曜日に試合をして、すぐ水曜日に大事な試合。しかも相手のマリノスは1日余分に休める。何も対策を取らなければ、疲労で動きが鈍り、マリノスの高い位置からのプレスの餌食になる。かといって主力を温存すると、Jリーグの老醜理事のベストメンバーに何を言われるか分からない。そこで頭脳明晰な関塚さんが考えたのは、『ベストメンバーであるけど、ベストパフォーマンスをしない』という奇策ではないだろうか?メンバー的には最高の先発陣である。もちろん「ベストメンバー」という不明解な基準は完全にクリアーしている。そのメンバーがどのようなパフォーマンスをしても、規定はない。100%の力を発揮しても、70%の力でいても誰も分からない。試合をしながらも、体力は温存する。これが究極の奇策ではないかと思った。バカな老人達に対する強烈な反論である。同時にマリノスのスコアラーを油断させる役割もあったかもしれない。最近の川崎の選手は動かない・動けないと。
自分もこの試合の観戦記で酷評したが、あれは関塚マジックに騙されて書いたような気がしてきた。このあたりの裏の事情を知っている担当記者が、はっきり書く事が出来ず、奇策という文字の中に色々な思いを伝えようとしたのかも知れない。
適当なことを書いていますが、これを読まれた方はバカな妄想と笑って下さいね。
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