ガイジン選手

  • 凹凸庵
    2006年05月25日 16:48 visibility44

助っ人とはいわれるものの、この存在なくしてチームの優勝はありえない、というくらいに比重があるもんだ。バースがいなけりゃ阪神の優勝はなかった。デストラーデなくして西武の優勝はなかった。

ベイにもローズというやつがいましてね。38年ぶりという快挙に貢献度大なのでした。

 

そんな中で、私が見た「印象に残っているガイジン選手」のことなんぞを書いてみたいと思います。

 

王天上>

 

オーテンジオという選手がおりました。かつての南海ホークス在籍。オープン戦で打ちまくり、「王貞治を抜く存在として、王の上をいく、という意味をこめて王天上という登録名になりました。

結局、王を抜くなんざ10年早いぜ、と言われるだけの選手でしたけど、その後の変わった登録名のはしりになった、という貢献度は大ですね。

 

守備の名手>

 

ガイジンといえば豪快な一発が魅力、剛速球が見たい。そういう認識をジャポネーゼは持っていました。そんな中で「守備が売り物」「小技が得意」という選手もおりました。

ボイヤー(大洋)パーカー(南海)バート(中日)皆、ダイヤモンドグラブを受賞。打率は低くでも、彼らは守備で失点を防ぎ、チームに貢献しました。中でもボイヤーはメジャーでも守備の名手として名をはせた存在です。伝説の名手、ブルックス・ロビンソン。どんなゴロでも、簡単にさばいてしまうところから「人間掃除機」といわれた選手ですが、彼に劣らない名手としてボイヤーも評価が高かった。

後にコーチとなりましたが、彼に監督をやって欲しい、という声も多かったようで。でも当時の大洋では無理だった。初優勝に貢献した秋山、土井というオーナーのお気に入りがいましたからね。

私にとっても、初めてサインをもらったガイジン選手がボイヤーでした。

 

今のガイジン選手には、どうも馴染めないのです。いい選手はたくさんおりますし、それなりの成績を上げてはいるのですが、どうも存在感が薄いような・・・。

例えば4番打者にガイジンとなると、ちょっと??ってな感じがします。あのバースでさえ3番、広島の初優勝に貢献したホプキンスも3番でした。あくまで中心打者は掛布であり山本浩二。そのワキを固めるのがガイジン選手、というのが正しいような気もするのですがね?

 

どでしょ?

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