CLバルセロナの敗退とW杯日本代表

チャンピオンズリーグでFCバルセロナがインテルに敗退のニュースを見た感想。試合は見ていない。

世界ナンバー1のポゼッションサッカーを持ってしても、大男が中央を固めカウンター狙いに徹すれば簡単に勝てない。いわんや日本が。

記憶が確かならフランスWカップの前後、新興国日本が西アジアの国々を蹴散らし、欧州伝統諸国とも試合ができるようになったあの頃。体の小さなアジア人でもできるサッカーの方法が発見された。

だがたった8年で(正確には2002年のトルコ戦で)日本のサッカーは見極められ、世界に通用しなくなった。南アWカップで日本が勝ち点を獲得するのは難しい。選手全員が万全のコンデションであってもだ。それはもう仕方がない。問題はその後。

今や東アジアでも180センチ超で足下もうまい汗のかける選手をそろえるのは難しいことでは無い。オーストラリアにはいつも力負け、足下でつなぎだした中国にホームで負け、世代別代表からすでに負けっぱなしの韓国。

今後日本はどこへ行くのか。他の競技に互して身体能力の高い子供を囲い込のか、ちびっ子選手でも戦える新たな方法を探すのか、ガラガラのスタンドでカンフーサッカーに戻るのか。

心情的には新たな方法を探してほしい。現実的にはガラガラのスタンドをTVで見るのだろう。

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