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スポーツ特待制度(続き)
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そらまめ
2007年05月04日 11:15 visibility52
以前、スポーツ特待生制度という日記で、問題をつっついてみたこの問題。
想像を絶する調査結果か発表された。
昨日から特待制度に該当する野球部員は全て対外試合出場禁止となった。
加盟773校の約半数の375校が該当した私立高校は特に深刻だ。
「甲子園を沸かせたチーム、選手の顔が浮かんだ。寝られなかった。僕たちのコミュニケーションが不十分だとあらためて思った」と田名部和裕参事は何故か声を詰まらせ、涙をぬぐったという。
社会問題にまで発展しているこの問題。
高野連は11月までに特待制度の新しい基準作りを目指すとしてはいるが、日本学生野球憲章は、あくまで不変、ご理解いただきたいとう。
11月ということは夏の大会はどうなるのか・・・・
格差社会の広がり、貧富の差を正しいと考える高野連。
奨学金があるから、特待制度があるから高校にいけるんだという家庭もあるんだ。
まもなく、奨学金や特待制度を受ける学生は野球はしてはいけないという状況になるのだろう。
貧しいやつには野球をさせるな。ってわけか・・・・
硬直しすぎるこの考えはいただけない。
特待制度に該当する生徒は、この夏に向けておそらく処分期間中にその適用から抜けなければ野球は出来ないとの指示もでるであろう。
苦しい家計の中で、学業をする上で特待制度を利用している学生が泣く泣く野球を諦める姿が眼に浮かぶ。
奨学金、特待制度を利用せず、学費ちゃんと納めることが出来る金持ちの子供しか本格的な野球は出来ませんという時代。
やるなら貧乏人は他のスポーツをどうぞ。学力優秀でも野球をやるなら奨学金はだめよ。
固い頭の大人たちのおかげで、ハングリーの精神で、ベースボールドリームを掴もうと考える子供たちの夢は消えようとしている。
今こそ、古い憲章は見直せばいい、硬い高野連は新しいものに作り変えればいい、過去の歴史、大人のエゴを抜きにして、全ての学生が、奨学金や特待制度をうけつつもそれは健全な形だとして運営できる体制に整えるべきだ。
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