してやられたり

長いシーズン中、いつかは大量失点する時が来ると覚悟していたけれど、その相手がまさか熊本だとは思わなんだ。


前半20分頃までは殆んど岐阜のペース。5本のCKを放つほど優位に試合を進めていたにも関わらず、熊本に与えた最初のCKで決められてしまう。0-1。

前半30分に西川のゴールで追いついた岐阜だったが、前半のロスタイムに再びCKから失点。またしても福王選手を捕まえきれず。1-2。

後半開始早々には、岐阜の最終ラインの裏を狙った藤田選手のパスが見事に通り、菊池に競り勝った中山選手のゴールで差が開く。1-3。

後半26分、田中秀人がカットしたボールを嶋田→菅→染矢とつないで、そのままoverlapしていた田中が“どんぴしゃ”なヘッドを決めた! これで2-3。

しかし、それから5分と経たない内に、熊本がセンター付近からのロングボール一発で決定機を作り出す。ペナルティエリアで粘られ、最後は伏兵の宇留野選手に易々とゴールされてしまった……。2-4。

その直後にも、長めのゴールキックから追加点を得た熊本が、集中を切らすことなくプレーし続け、2-5で試合終了。


岐阜にとっては悔いの残る試合だったろう。攻め方は悪くなかったが、守りに入った時の切り替えが拙かった。なんとなく、前節の徳島戦の逆をやってしまった印象である。
守備から攻撃への切り替え(≒カウンター)は、うまくやれていると思うので、相手が引いてきた場合の試合運びが今後の課題になるだろう。

この試合では、菊池や秋田など数人の選手が少しバテているように感じた。足がもう一歩踏み出せていたら、という場面もあった。
これからも日本の夏はどんどん暑くなっていくし、大変だろうけれど、しっかり体調管理をして90分走り切るサッカーを見せ続けてもらいたい。

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