木佐貫洋

今期、９敗目を喫した。しかし、１２勝と３点台前半の防御率。一応、復活と言ってもいいんじゃないでしょうか。
本人は１５０キロを投げて初めて納得するのかもしれないけど、今あるもので精一杯やってることは、彼に幅を与えた。
彼は性格的にもマジメなんだろうし、身長もあって理想的な投手だ。だが敢えて苦言を呈したい。
決して下手なわけではない。でも斎藤や桑田、上原らと比べてはいけないんだけど、守備や牽制、クイックなどをもうちょっと大事にしてほしい。
それから打撃。.０４０はまずいでしょ。せめて.１５０は打たなきゃ。先発して完投する投手は、すべてにおいて高い水準を目指すべきで、それが自分の助けになるし、相手へのダメージにもなるのだ。

現在、彼は２７歳。あの松坂世代で最も才能豊かな投手と言われてた時期もある。球界を代表する投手になってもらいたいと願っている。