牽制で刺されたことありますか?

『見る(観る)・やる・考える』

僕は野球に接する上でこの3つを大事にしていて、このうちのどれかを欠いてしまうと自分の中でしっくり来ないのだ。

仮に1週間に野球に接する時間が7時間あったとする。僕は2時間を観戦、3時間を選手、2時間を読者としての時間を作る。それぞれの時間を大事にすることは僕の中では当たり前のことで、観るだけとかやるだけというのは到底考えられないのだ。

いろいろな場所で野球の話をすることがある。エラーや四球、盗塁の話をする時、いつも違和感をおぼえる。なぜだろう。そんなことをいつも感じていた。
ここ数年、あることに気がついた。『この人、盗塁したことが無いんだ』って。
誰でも経験をしなければ実感を持てない。だからバッテリーや走者の経験盗塁の話をしてもどうしてもピントがずれてしまうのだ。

かつて意地悪にも『牽制で刺されたことがありますか?』って質問したことがある。その彼は野球経験が無いと言った。『そうですか。では一度、一塁ベース上で大きなリードをとってみてください。牽制で刺されと思いますから。あぁでもトラウマになりますよぉ。立ち直れないですよぉ。あっ、そうだ。その前にヒット打って一塁に出なきゃですね。では頑張って。』



打てないと走塁はうまくなりません。このくらいは知っててほしいな。

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