オーナーの監督あしらい

  • torao
    2007年01月21日 23:44 visibility93

くっだらねえ〜、ああ、くっだらねえ〜!(笑) スポニチにも出てるのだが、ダルビッシュが球界話題の若手をビシビシ斬る発言をしたんだと。で、それについてのニッカンの見出し「ダルビッシュ言う」。はーもう…。笑ったけど(笑)。


M、F、Bsは、外国人監督に気を使って必勝祈願を遠慮しているが、Cブラウン監督は、喜んで一緒に神社に行ったんだって。面白いね。
厳密に言えば、別に外国人だからというのもヘンな話で、会社(球団)まるごとでの参拝というのは、憲法で保障された「信教の自由」から見て問題があるはずなんだけど、まあ、そういう固いこと言わないのが日本の宗教観というか、無宗教観というかの良いところなんじゃないかと思う。
ただここのところの倫理観なき事件の数々を見ていると、「神さんが見てるぞ」という伝統的な宗教観がなくなりすぎなんじゃないかなぁ、なんて思ったりもして。



歴代オーナーに比べて(そんなにたくさん知っているわけでもないけど)、「やるぞ感」ただよう宮崎オーナー。沖縄キャンプ見て、安芸キャンプ見て、選手たちとも交流して、オープン戦も見て、公式戦では客席にお忍びで見に行って…そんな計画だという。ただの野球好き、タイガース好きという話もあるが(笑)、熱心に現場を見て回るというのは素晴らしいことだ。
現場を預かる監督がいて、それを司る球団社長がいて、実質球団の最高責任者のオーナーがいて、その親会社の電鉄経営陣があって、その持ち株会社、まあ言ったら阪急がある。阪神球団オーナーと言えば、本社のトップに登りつめたものに与えられる「特権」だったのだが、今や「中間管理職」的なものになっている。しかし、タイガースは「阪神ブランド」唯一にして最大の切り札であるから、そこには最高の手腕を持つ者が投入されるべきなのだろう。そして宮崎オーナーは、その背景から選ばれた実力者なのだと思う。

オーナーから岡田監督への言葉、「5年先を見据えた選手育成をしてくれといっている。ジャンやボーグルソンが10勝ぐらいすればうれしいけど、若手の活躍が少なくなる。『若手を積極的に起用せよ』と言いたい」。
上手いもんだよなぁ。確か、井川の金もあるのだからと、積極的に補強を推進していたのはオーナー自身だったはず。それでいて、今度は若手を使えと注文を出す。この言葉はイヤでも岡田監督の耳にくっついて離れないだろう。勝利を使命としながら、若手のモチベーションを低下させるな、それくらいのバランス感覚は持てという要求だ。上手いね、やっぱりやるね。

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