北京

  • torao
    2007年01月26日 15:04 visibility73

星野仙一氏が北京五輪日本代表監督に正式決定。 プロ12球団でバックアップする体制を固められたのは大きい。なんせ「金メダルしかいらない」なんてみんな言っちゃってるけど、その道のりはムチャクチャ険しいからね。なんかオフィシャルなサイトを見つけられなかったのだけれど、あちこちの情報をまとめると、今年11月に台湾で行われるアジア予選に、日本、韓国、台湾と予備予選を勝ち抜いたもう1国が出場し、ここで五輪出場を決められるのは1枠のみ。これは開催国の中国に無条件で出場権が与えられているため。で、2位、3位になったチームは、来年春の最終予選に出場することになり、ここにはアメリカ、ヨーロッパ各予選からも集まってきて、WBCで世話になったメキシコだとかカナダだとかそういったチームたちと、残りの3枠をかけて争うことになる(wikipediaを参考にしたのだが、裏がとれていない)。
ま、とにかく五輪出場だって約束されていない状況だと思う。

WBCの時は、二度までも韓国に負けた。アジアシリーズでは、ファイターズとラ・ニューの試合は互角だった。トップチームの短期決戦という条件なら、どこが勝ってもおかしくないと言えるだろう。

その勝敗を分けるのは、空気だと思う。もし関係者の中に、「老舗なのだから負けるわけがない」「本戦出場はあたりまえ」なんていう慢心の空気があれば、コロっとひねられるだろう。
さらに「五輪の野球なんてもう最後なんだから、負けたって良い」「日本のプロ野球なんてキライだから、負ければイイ」という空気が、(マスコミではなく)一般の人々の中に蔓延するようなことがあれば、絶対に勝てないだろう。もちろん根拠のない「世界の不思議」的なヨタ話でしかないが、そんなもんだろう。
別な言い方をすると、「打算含み」で五輪に望めば、必ずしっぺ返しを食らうということ。「野球人気のため」「プロ野球再生のため」なんていう後付の理由にとらわれず、頂点に立つことだけに集中して欲しい。
星野さん、まっすぐな気持ちをぶつけて下さい。やれることを全部やって、ベストを尽くして下さい。

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