野球を続ける理由

  • 2010年12月04日 14:00 visibility113

この時期になるとベテラン選手の引退、現役続行が気になります。

個人的には「引き際の美学」を選択されるより、
ボロボロになるまでやって欲しいです。
好きで始めた野球だから、他人から何と言われようと、
納得する形で終わって欲しいものです。

プロは成績で判断されるものですが、
最後の一球、最後の一振りまで全力でやる姿はやはり心を打たれます。
その瞬間をどういう形で迎えるかによって、
野球人としての価値がきまるのではないかと思います。

それはきっとプロに限らず、草野球でも同じではないかと。

自分が草野球を続けているのは最後の一球、最後の一振りに
最高の状態で迎えたいからです。
その最高のシチュエーションは、高校時代の同期と対戦です。

高校時代の成績は、1打席1四球。守備機会0。
これが3年間の成績です。
涙でますね(笑)
同期には2人のプロ選手がいます。
彼らには何にしてもおいつけなかった。
来る日も来る日もバットを振り、走って、泣いて。
本当に寮で毎晩泣いてましたよ。
何で自分は下手クソなんだろうって。
プロに行った2人どころか、周りの皆に比べても下手で。

周りの人は言うんです。
「3年間頑張ることに価値がある」
「他の高校行ってたらレギュラーだよ」とか。
そりゃそうかもしれないですし、あの3年間は自分でも尊かったと思ってもいます。
でも、選手として何かしらの結果も欲しいじゃないですか?

自分が野球を続ける理由。
それは、プロにいった同期に対戦して勝つ事。
勝って、昔の泣いていた自分を楽にしてあげたい。
その日のために野球を続けています。




今いってもコテンパンにやられて、また泣くはめになるので、
彼らが引退後、ブクブクに太ったら挑戦しようと思います(笑)







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