また生え抜きが去っていく

二岡・林のトレードに続いて、清水選手も金銭トレードだそうな

http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20081114-OHT1T00034.htm

自分は巨人ファンではないが(原さんは東海大相模の頃から個人的なファンというか憧れだったし、清水も一選手としては好きだったけど)、仁志や桑田(古くは?駒田も)なども含め、生え抜きが去っていく(簡単に放出される?)のは気になるところではある。これもFA制度の弊害なのかな?

プロである以上、結果をシビアに求められるのは当然だし、そのチームで働き場所がないのなら新天地を求めるのも当然。本人が望んで受け入れ先があるのならそうするのが一番だろう。まして今の巨人は世代交代・若返りの時期に来ているし、常勝を義務付けられている(?)ため、若手を育てると同時に常に新しい戦力を補強しなければならない状況にあるのは致し方ないとは思う。

ただそのために、手っ取り早くFAで大物を獲ってきて(それもまた清原や江藤、広沢、工藤のようにすぐ放り出す=というと語弊があるかもしれないが=)、生え抜きやせっかく育った若手がおざなりにされたり、育てても酷使してポイの繰り返しというのはね……(さすがにその辺りを反省たのか? 新にフロントに育成部というのを設けるらしいが)。

主力のトレードが日常茶飯事のメジャーから見れば、こんなことは当たり前だし、それにいちいち目くじらを立てるのは素人の浅はかさなのだろうけど…

いずれにしても、移籍する選手には新天地で頑張ってプロ野球を盛り上げて欲しい。チームを応援する人もいれば選手個人を応援する人もいるけど、プロ野球が面白くなるのがファンにとっての共通の願いだと思うから。

意味合いは少々違うが、我が愛すべきベイスターズも鈴木尚・川村の引退(来季からはコーチ)、石井琢の戦力外、三浦・相川・金城のFA対策など生え抜きがらみの動きで新たな戦力補強が急務になっている。三浦の動向は未定で金城は残留を決めたが、少なくとも相川が抜けるのは確実(メジャーか国内かは未定だが、どっちにしても残留はないだろう)なので、前にも日記に書いたけど、キャッチャーの手当てを早急に考えなくてはならない(一部報道通り阪神から野口を獲るのか、新沼や斉藤、黒羽根あたりを併用するのか、はたまたルーキー細山田を実戦で育てるのか。フロントと監督のお手並み拝見といったところだ)。

石井琢に関しては否定的な声もある。ファンとしては残念だが本人が現役(それもレギュラー格での戦力として)にこだわっていて、今の横浜ではそれが望めない以上、プロ選手としては別のチームを探すという選択のは致し方ないだろう。移籍会見での「広島に恋(鯉)したい」というコメントにはズッコケたけど…(笑) 来季の広島戦は少々複雑な気持ちで応援しなければならないが、頑張って欲しいと思う。そしていずれ現役を退いたら、指導者として横浜(横須賀)で第2の琢郎を育てて欲しい

番長はここ数年、オフには必ず「移籍か?」の見出しとともに報じられているし、勝ちに恵まれていないとはいえ、ベイ投手陣の支柱であることは変わりない(というか、下のピッチャーが育っていないというのも問題だが)ので、とにかく残って!! と願うのみだ。阪神は手ぐすね引いて宣言を待っているようだけど……

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