
感動した走り。
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こひちゃん
2011年10月21日 08:26 visibility133
「バン、俺は、今、モーレツに感動している。」というスポ根アニメ「巨人の星」の
星飛雄馬の台詞を思い出す。
夜空を見上げて、ただ、ただ、涙が溢れて止まらない・・・。
今夜のマンスリー・ランニングデーは、僕にとって、特別な走りとなった。
いつものように、職場がある飯田橋から自宅がある西船橋間、23キロのコースを走った。
今夜のテーマは、「2時間を切ること」。
19時30分に飯田橋をスタートし、21時30分のゴールを目指した。
今日は、自分に負荷を与える走りをしようと決めていたから、いつもよりスピードを
上げ気味で走り始めた。
だが、錦糸町までは、いつもどおり、歩行者が多く、信号にもつかまり、なかなか前へ
進めない。
しかし、気持ちだけは、妥協せずにキープし続けた。
そして、残り7キロ地点の市川大橋を通過したときは、残り30分ほどだった。
「そうだ、柏レイソルの優勝争いと重ね合わせよう!」
いつもなら、この辺りで失速気味になるのだが、
そうイメージしてから、なぜか、全身に力が湧いてきた。
想定としては、最終戦を勝って、勝ち点3を獲得すれば、優勝できるという想定。
しかも、「1-0」でリードし、後半30分間を追加点を取るか、そのまま逃げ切るという
想定である。
相手は、浦和レッズ。レッズは、負ければ、J2降格がかかった大事な試合である。
前がかりで、猛攻を続けてくる。
その試合で30分間、必死に走り続け、逃げ切らなければ、頂点には立てない。
そうのようにイメージしてから、不思議だが、必死になって走っていた。
明日のこととか、筋肉痛のこととか、忘れ、ただ走り続けた。
そして、残り5分で、西船橋の街並みが見えてきた。
スピードを最後まで落とさずに走りきれたのである。
しかも、先日、船橋市役所の電子ポストへ投稿した「街灯」全てが、灯りを燈していた。
3.11以来、節電のために消されていた街灯が復活した。
真っ暗で、足元も見えないくらいだったが、以前の明るさを取り戻したのである。
「・・・気持ちが伝わった。これで、この道を通るみんなが、笑顔になる。」と思った瞬間、
嬉しさのあまり、なぜか涙があふれ出して止まらなくなった。
走りの達成感と街灯のことが相乗効果となったのであろう。
感情が増幅してしまった・・・。
あたりまえなことは、やっぱり、あたりまえではなかったのだ。
街灯のひとつひとつに、関わっている人々の思いがかよっているのだ・・・。
「俺は、今、モーレツに感動している!」
そんな走りの夜だった・・・。
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