まだ目が覚めないNPB
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ササ13
2008年09月11日 23:32 visibility56
北京オリンピックの野球の日本代表の反省点として、日本球界の国際標準化の遅れを指摘する声もありました。
五輪で優勝した韓国は、プロ野球の試合球や、マウンドの高さも、国際試合に準じたものにして、国際大会優勝をめざしていました。
五輪を終えて一月も経たない今、日本球界の話題は、WBCの監督を誰にするか、ということ。
その一方で本日、興味深い記事を目にしました。
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慣行破りは遺憾
12球団代表が見解−新日本石油・田沢メジャー挑戦
9月11日22時1分配信 時事通信
12球団代表者会議は11日、田沢投手(新日本石油ENEOS)のメジャー挑戦表明を受け、文書で見解を発表した。
見解では「現在の日米間のアマチュア獲得ルールは、1962年に、当時の日米コミッショナーが話し合って決めたことからスタートしている。(略)これまで日本のドラフトルールに反してMLB(米大リーグ)球団と契約を交わした例はなく、この事実こそが日米間の申し合わせが紳士協定を超えて、事実上暗黙のルールとして、働いてきたことを証明している」と指摘。「MLBの一部の球団によって、慣行が破られようとしているのは誠に遺憾」とした。
今後、日米両コミッショナーの会談を含めた協議を早急に行うことを検討し、12球団でドラフトルールやMLBスカウトの事前接触ルールなどを見直す委員会を設置することも表明。田沢を特別扱いせず、従来のドラフトルールに従って対応することを明記した。
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日本人選手が国際化しているのに、NPBはまだ、国際化に目覚めることができないようです。
この記事は、野茂投手がメジャーを目指したころと、日本野球界(の、経営者)が変わっていないことを感じ、残念な気がしました。
今年は、北京オリンピックがあり、メジャーの開拓者の野茂投手が引退を表明した年です。
今こそ目覚めるときではなかったのでしょうか。
メジャーに行けるのは、アニメの世界だけ。
ハンカチ王子が卒業するまでには、NPBも変わって欲しいです。
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- 事務局に通報しました。
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