メンタル・トレーニング
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brown
2006年12月19日 18:04 visibility144
昨日のラジオで、黒田投手が完投を増やすコツについて問われてこう答えてた。
「完投の秘訣はメンタル面が大きい。
7・8・9回はランナーズハイ状態で投げてて気持ちよくなってくる。
みんながきついと思う場面は、一番いい球を投げてやろうという気持ちが大切。 」
彼は辛い場面で
メンタルをコントロールするのが上手だからこそ
エースピッチャーになったんだと思う。
じゃあ、彼はどうやって、メンタル的な強さを手に入れたのか。
彼がまだ新人で、メンタルが弱いといわれていたころ、
達川元監督に、「おまえは2億円を稼ぐ男だ」
といわれ、自信をもらったらしい。
やっぱ根拠がなくても前向きな自信は大切。
また、彼が試合の終盤で自滅するパターンが多かった頃、
当時の三村監督に言われた言葉が、態度を改めるキッカケになったらしい。
「調子悪くなると、お前はマウンド上で自信無さそうに見える。
ハッタリも必要だ。調子が悪くても、決してそれを仕草に出すな。」
そう言われてからは、相手をのんでかかるピッチングができるようになったという。
ブラウン監督によると、
メンタルの強化って、
実は決して難しいことじゃない。
今年のブラウン監督、
やたらと選手のメンタル面の強化にこだわった。
彼の愛読書はこれ。
結構、昔から有名な本らしい。
「野球のメンタル・トレーニング」
ハーベイ・A・ドルフマン、カール・キュール著
秋季キャンプの際には
この本をカープの選手全員にテキストとして与え、
彼が講師となってテーマ毎に勉強会をひらいた。
早速手にいれて読んでみた。
これ、野球に関係なく使える本だよ。
人は肉体的なクセだけでなく、考え方にもクセがある。
その思考回路を、実力を発揮しやすくなる考え方に変えるだけでいい。
具体例がたくさん書いてあるので、おすすめ。
- 事務局に通報しました。
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