最近の騒動に関して

私の目にとまった一言。
最近の騒動に関して、
カープ草創期からスカウトとして活躍した木庭教さん（８０）が発した言葉。
「スポーツ選手は働いて稼ぐもんじゃ。
働く前に腹いっぱいになると、やれー言うても動かんよ。」

彼はこうも言ったらしい。
「（最近は）指導者も親も選手もカネのことを言う」

実績を残した選手がカネを要求するのは当然。
でも、ここで問題にするのは、まだプロ入りする前のアマチュア選手。

なんだかねぇ・・・
いわゆる制度の問題じゃなく、人間として気になることがある。
彼らは全くの新人だ。
これからプロの世界でお世話になる人間だ。
謙虚さが足りないのではないか。
お金を稼ぐってどういうこと？
額面をみて違和感を感じたかどうかはこの際問題ではない。
一人の投手が大リーグに行くのに百億円以上が動く時代だが、
彼は日本のプロでちゃんと「実績」を残している。
契約金という名目で常識外の大金をアマチュア選手に渡す企業に対しても言いたい。
そんなの、球団の企業努力だと認めたくない、少なくとも私はね。