勝ちたいというプレー

  • brown
    2006年07月26日 18:23 visibility44

ブラウン監督はとにかく、気持ちを前面に出したプレーを好む。


そのせいか、今年のカープは、ダラダラしたプレイが極端に減ったような気がする。
指揮官の思いが伝わるのだろうな。
明らかに大量失点負けの試合が減り、好ゲームが増えた。


昨日の試合をみていて特にそう思った。
前田選手のヘッドスライディング、
4番新井選手の喰らいつくようなバッティング・・・

 

昨日の試合後のブラウン語録からしても、

気持ちを前面に出したプレーを賞賛しているのが分かる。

 【珍しくヘッドスライディングした前田に対して】
「スピリットです。あの姿です。勝ちたいという姿を出してくれた。
 前田、緒方とベテランがいい方向に導いている。」


 【ようやく2勝目を挙げた大竹に対して】

「これまでは、降板すると『御役御免』という顔をしていたが、今日は本塁打

を打たれた場面をすごく悔しがっていた。その悔しさが成長した証拠だ。」

 

彼はここ最近、メンタル面の強化の必要性についてよく発言するが、
不思議なことに、単なる精神論をふりかざしているだけではない印象がある。

 

先日の地元新聞に面白い記事が書いてあった。

彼は野球に対する勉強を怠らない。
アメリカ式ベースボールを強制するのでなく、
日本的な野球との融合をはかるべく柔軟な姿勢も見せる。
野村監督の著書も来日前に熟読していたという。
その彼が、今熟読しているのが、「The Mental Game of Baseball」という本。
選手のしぐさや態度から心理を読み取り、助言や指導に活かしているそうな。
ブラウン監督によると、その本には普段ない発想が書かれているらしい。





 

さまざまな面で改革をすすめるブラウン監督。

「メンタル面の強化」って・・・。
抽象的すぎて何を指すのかわからないけど、
どうやら彼の頭の中では、色々なプランがある模様。

 

どこまでチーム改革が進むのか、とっても楽しみ。




 

←もう二度とみれない??

キャプテン前田選手のヘッドスライディング!




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