巨人×横浜(17回戦/12勝4敗1分=東京ドーム)

  • 武蔵
    2008年08月26日 22:55 visibility60

勝負の世界は非情。

内海が立ち上がりからピリッとせず、
5回3失点ながらも、いっぱいいっぱいで降板。
直球がまったく走っておらず、変化球も甘く入ることが多く、
相手の拙攻に助けられた感じで、何も収穫のなかった内容でしたね。
反面、後を受けた救援陣は、危なげなく零封リレー。
特に越智と山口が、4者連続三振を奪うなどして、
追撃ムードを完全に断ち切ってくれたのが大きかったですね。
守備でも寺内が、深い打球を好捕し、併殺網にかけるなど、
若手の軽快なプレーが随所で目立っていて良かったです。
打線も、初回に打者12人を送る猛攻で6点を奪い、一気に勝負を決める形に。
阿部が復帰後、いきなり3弾、不振気味だったラミレスに適時打が飛び出すなど、
併殺や3者凡退も多かったですが、10安打に5四球を絡め7得点と効率の良い攻撃を展開。
その中でのポイントとして、私的には坂本にあるかなと思います。
当初は、内角低めの球以外の対応が課題に挙げられていましたが、
今日のソロを放った打席を引き合いに出しますと、
高めの球をコンパクトに振り切っているんですよね。
苦手とする外角のスライダー系を見極める場面もあり、
技術面で一皮向けたような、そういった印象が見受けられました。
弱点を克服できると、元々、打撃センスに定評があるだけに、
本人の意識次第で、今後、非常に楽しみな存在になってきそうですね。

本当に以前の阪神のようになってきた。



 

※選手名は敬称略

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