広島×巨人(13回戦／広島8勝4敗1分＝広島)

5連勝の壁は厚すぎる。

6月9日の西武戦以来となる先発登板となった栂野でしたが、
序盤に打ち込まれ、3回3失点で早々にKOされ、またしても結果を残せず。
ただ原監督も、これだけ毎回見切りが早いと、テストしたいのか、
勝ちに行きたいのか、目的がはっきりせず、何のために送り出したのか甚だ疑問です。
グライシンガーを外してまで上げたにも関わらずこの扱いでは気の毒としか言いようがありません。
好調を維持していた救援陣も打たれ、終始、相手のペースに引き込まれてしまいましたね。
打線も、天敵の高橋建にまたしても手玉に取られ、失策絡みの2得点しか奪えず。
意識しすぎといいますか、攻め急いでしまって墓穴を掘ってしまっていますよね。
二岡が猛打賞と、1人気を吐いたものの、2、3、4番が揃って4タコと、
完璧に封じられてしまったことが、勢いに乗れなかった要因かもしれません。
最終回に、上野、永川を攻め立て、怒涛の反撃でやや盛り返したことが不幸中の幸いでしたね。
しかし、セオリー通りのスタメンに固執する点も問題があるのではないでしょうか。
いくら相対する打者を並べても、調子が良くなければ、ほとんど意味がない策だと思います。

夏場は特に忍耐が大事。

※選手名は敬称略