巨人×楽天(初戦／巨人1勝＝東京ドーム)

マライヤの投球はある意味すごかった。

内海が被安打わずか4、11三振を奪う力投で、
1失点に抑え、見事にスランプを脱出。ようやく、先発今季第1号となる完投勝利。
直球、変化球ともにキレ良く、120球のうち7割がストライクと、
終始、有利なカウントにできたことで、自分のリズムで投げられていましたね。
フル回転の救援陣を温存することもでき、エースらしい働きを見せてくれたと思います。
打線も、苦手の初物を難なくとらえるなど、計2ケタの11安打で6得点と相手を翻弄。
亀井に代わって入った隠善が3安打、阿部、谷、木村拓もマルチ安打と、
一時の不調はどこ吹く風、全体的にまた当たりが出始めてきましたね。
特に今日は、選んだ四球がすべて点に結びついたことが大きかったのではないでしょうか。
三振が多かったのは課題ですが、だんだんと無理のないスイングになってきている印象です。
唯一のダメ出しと言えば、2回の内海の犠打失敗でしょうか。
投手も攻撃では打者ですから、やるべきことはきっちりやらないといけませんよね。

5割がどうのこうのより、交流戦初のまともな試合に乾杯。



※選手名は敬称略