巨人×ヤクルト(5回戦/ヤクルト4勝1敗=東京ドーム)
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武蔵
2008年04月12日 23:20 visibility51
勢いは続かないが、負の連鎖は簡単に起こる。
高橋尚がピリッとせず、2失点ながらもリズムが悪いまま6回途中で降板。
開幕のプレッシャーをいまだにひきずっている様子が見受けられます。
さらにここから、西村がまた火に油をそそぎ、試合の流れが一気に悪い方向へ。
6回こそきっちり後続を絶ったものの、7回は四球から自滅するいつものパターン。
「抑えないといけない」というより「打たれてはいけない」という考えが強いのか、
どうも後手後手な投球になり、相手に間をもたす余裕を与えてしまっていますね。
このメンタル面を克服できない限り、現状では敗戦処理以外の居場所はないかもしれません。
1死1、3塁の場面では、二ゴロを脇谷が判断ミスで本塁へ送球し野選とするなど、
守備陣も足を引っ張る形になり、ここが勝負の分かれ目になってしまいました。
ダメ押しとばかりに、8回から行く予定だった豊田が、
この影響を受けてかまさかの逆転被弾を食う展開に。
2−0までのフォーク2球は完全に合っていなかったにも関わらず、
阿部は直球を選択し、なおかつ、大きく外す構えを見せずにギリギリのコースに。
前日の3球勝負を見ていけると思ったのか、この色気が裏目に出てしまった感じです。
最終回に登板した野間口も、ローテーションの一角を期待していたんですが、
スライダーがすっぽ抜けるなど、頭部に死球を見舞ったり散々な内容でした。
打線もラミレスに3弾が飛び出すなどし、中盤までは押せ押せムードでしたが、
リードされてからは案の定、淡白な打撃に戻り、トントンと回が進んでしまいました。
佐藤賢、萩原、押本、林昌勇、このあたりの中継ぎをまったく打てないのも困りものですね。
またしても逆救世主になってしまうのか。
※選手名は敬称略
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- 事務局に通報しました。
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