米国×日本(北京五輪3位決定戦=五棵松)

  • 武蔵
    2008年08月23日 18:26 visibility40

お疲れ様でした。

先発の和田は、完璧な立ち上がりを見せるも、
2回に被弾すると、その後は高めに浮くなど、
突如、球の走りが悪くなり、計算外の3回途中降板。
そこから、川上、成瀬、ダルビッシュと、つぎ込んで逃げ切りを図るも、
ここまでの疲労の蓄積が影響したか、それぞれピリッとせず、
四球からリズムを崩すなど制球に苦しみ、
本来の投球とはかけ離れた内容でしたね。
ただベンチ側も、選手への配慮が欠けているような印象で、
無理に引っ張り、交代のタイミングが遅れたのも敗因のひとつだと思います。
最終戦で尚且つ、メダルの可能性が残されているにも関わらず、
なぜ温存する必要性があったのか甚だ疑問ですね。
守備でも、荒木が2回、2死1、3塁の場面でライナー性の打球を好捕、
不調の村田も4回、犠打邪飛を懸命に追ってアウトにするなど、
要所でピンチを救うプレーもいくつか見られましたが、
その中で3回、G.G.佐藤が先日に引き続いて凡飛を落球し、
流れを変えてしまう大きな失点に繋げてしまったのが痛かったですね。
打線も、初回に荒木がソロ、3回には青木が3弾と、
この2発で、今までの鬱憤を一気に晴らす展開を期待しましたが、
その後は、アンダーソンの小気味良く投げ込んでくるテンポに、
自分の間がつくれず、課題の低めの球に手を出してはゴロの山と沈黙。
4回には無死から走者を出しながらもエンドランに失敗するなど、
今日も終始、得意の機動力を活かすことができず、
目指した野球が最後まで見られなかったのが残念ですね。
米国も、前回の対戦では、国際大会の壁に阻まれているような感じでしたが、
やはり、牙を剥けば怖い存在であると、改めて認識させられましたね。
「力」の差というよりも「プライド」という面で、
日本は大きく溝をあけられたかなというのが本音です。

五輪だけが野球のすべてじゃない。



 

※選手名は敬称略

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