テコ入れについて

  • 武蔵
    2006年06月29日 14:51 visibility34

チーム状態が低迷している巨人ですが、

実際それほど抜本的な改革を強いるほど悪くはないと思うんですよね。

まず打線の固定が先決でしょう。正直、日替わりでうまくいっていたのは、

故・仰木氏が統率していた旧オリックスくらいではないでしょうか。

同じ試すでも状況が違いますからね。「やみくもに」ではダメなんです。

3,4番の二岡、李が3割3分打っていても得点に結びつかないのは、

1,2番の出塁、なおかつ下位打線の繋がりがないから。ただそれだけなはず。

私がこれでいってほしいなというオーダーは↓のような感じです。

 

今日から阿部らが復帰するということでそれを前提に。

 

左  清   水 

中  鈴   木

遊  二   岡

一  李 承 �

右  高 橋 由

二  仁   志

捕  阿   部

三  古   城

投  -------

 

キーは鈴木と仁志。

不調とはいえ、清水は試合に出ていれば、自ずと結果は出てくるはずなので、

仮に清水が出塁したあと、いかに進塁させられるかが大きなポイントになってきます。

鈴木であればゴロさえ転がれば併殺の可能性は低く、

犠打などを失敗してコースアウトになったとしても、

1塁に残れば相手投手へのプレッシャーをかけられる状態は続き、

盗塁が決まれば送った形になり生還の確率もだいぶ高くなります。

現状、1点を取れるケースが非常に少ないので、足が大きな武器になると思います。

残る問題は下位打線。5番以降になるとあっさり打ち取られるケースが多かったですが、

経験豊富な仁志や、あたっている古城を入れることで繋がりはうまれてくるのではないかと。

二塁は小坂でも良いですが、打率1割台ということと、

凡飛が多いのでそういう面では仁志に軍配があがりそう。

三塁もディロンがいますが、攻守とも不安定な部分が多いので、

古城の方が確実性があるように感じます。

 

7月以降、小久保やアリアスが加わった場合も想定しておきましょう。

 

二  仁   志

左  清   水

遊  二   岡

一  李 承 �

三  小 久 保 (アリアス)

右  高 橋 由

捕  阿   部

中  鈴   木 (木村拓、小関)

投  -------

 

クリーンアップが本来のように機能することを考えると、

過去の攻撃スタイルの定番、1番・仁志、2番・清水に戻しても面白いかもしれません。

アリアスが外野を守るか否かで状況はかわってくると思いますが。

とにかく「形」ができてくれば、選手は「自分の仕事」に集中できるので、

現状のような切羽詰まった意識はうまれないと思うんですね。

とにかく、適性を考えて配置する、これに限ります。

 

投手陣も振り分けをきちんとした方が良いかもしれません。

久保が降格したり、先発が中継ぎにまわるなど、不安定な状態が続いていますので。

 

先発 >>> 上原、工藤、高橋尚、パウエル、内海、 木佐貫(桑田)

中継ぎ >>> 西村、真田、福田、林

抑え >>> 豊田

 

こんな感じでしょうか。

先発陣はある程度抑えているということで問題は中継ぎでしょうね。

西村や真田あたりがポイントかもしれません。

彼らは先発でよく起用されていましたが、

最近の登板をみていると中継ぎに適しているような感じがします。

 

 

 

あくまでこれらは私的な見方での物言いですが、

今後の原監督の采配には大いに期待がかかります。

何とか連敗脱出の糸口がみえればよいのですが。

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