北海道マラソンを見て

北京オリンピックのあのワンジルの快走から1週間。余韻覚めやらぬうちに『世界で一番早い五輪後のマラソン』とテレビゲストの小倉智昭の弁。北海道マラソンをテレビで見た。
男女同時スタートなので忙しいマラソンだ。テレビで見ているだけだが、見ているほうにとっては、一粒で二つ美味しいという感じ。
女子は、来年のベルリン世界選手権の選考の一環ということもあり、ニュースターの出現を楽しみにしてみた。スタート時気温27度、湿度77%というマラソンには、厳しい条件であったが、男女とも積極的なレース展開が見られた。ゴール時には、気温30度、湿度90%近い悪条件であったが、男子は、高見沢勝が自己新記録で初優勝。しかも20kmから独走。
女子も佐伯由香里が、29kmあたりからスパートをかけ、初マラソンで初優勝。小出門下生だ(所属はアルゼ)。
ちなみに2位の新谷も小出門下生(今は、豊田織機所属)。ちなみに3位の吉田香織も積水時代小出門下生(今はセカンドウインド所属)。佐伯は、身長143cm(本当は、141cmらしい)腕がよく振れ、前半は、新谷にピッタリくっついていって29kmあたりからスパートして最期は、独走でペースが落ちて30分をキレなかったが初マラソンで堂々の初優勝。まだ19歳。大事に育ててほしいものだ。
男子は、今年三回目のマラソンの高見沢が自己新記録で優勝。佐久長聖高校から山梨学院大,日清食品から今年教師になりたくて母校に帰ってきた。20kmあたりからのスパートで積極的なレースが頼もしかった。本人は、今佐久長聖高校の長距離コーチで高校駅伝で佐久長聖高校の優勝しか頭にないようだが、この日のレースができれば来年の世界選手権も狙えル。もっと欲を出してほしいものだ。

あと気づいた点として、オートバイでレポーターが乗っているがスピードを出しすぎてうしろから急に先頭に出たりして危ない。選手がビックリするし、排気ガスも出て選手に少なからず影響が出るので控えめにしてほしい。また、運営面は、コースの状態とともに日本はすばらしい。




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