日本陸上に再建の道はあるのか?

入賞わずか2という惨敗に終わった日本陸上陣。その再建策は?
トラックとマラソンに分けて考えたい。

★トラックについては再三指摘しているように国際大会経験不足に尽きる。競争の少なくプレッシャーのかからない中で1回だけのA標準突破より、国際大会で競い合いながら複数回のA標準突破のほうが自信になる。国内にとどまっていると競技会が少なく、競争もあまりない。欧米ならば競技会が多く、世界中から一流選手が集まるので自然とレベルが高くなる。事実欧米の選手は、五輪直前まで世界各地を転戦しながら一流選手と競い合いながら五輪の調整をしている。そのまま本番に入っても緊張したり違和感を感じないわけだ。いわば場慣れ。
一方日本選手は、日本選手権終了後、五輪まで全然レースに臨まずにいきなり五輪に出場した選手が多い。国内大会に出たくても試合がほとんどなく、仕方なく海外へ行った選手もいたが2〜3試合に出ただけですぐ帰ってきてしまった。後は、日本へ帰って独自に調整するだけ。これでは、いい結果は望めない。以前のように最低でも1ヶ月できれば2〜3ヵ月長期の海外遠征が必要だ。

★マラソンについては、五輪優勝のワンジルが言っていたが日本人選手は、走りこみ過ぎらしい。ワンジルは、月間800kmくらいしか走らないらしいが、日本選手は、最低でも1000kmは走る。準備期間が長く毎月1000kmも走りこんでいて疲れてしまうというわけだ。ワンジルも言っていたが、佐藤は、2時間5分台で走れる力がありながら調整ミスで最下位となってしまった。
先行については、沢木専務理事が選手選考をもっと遅らせ3ヵ月前くらいにする意向を述べていたが過度な走りこみを防ぐという意味では、一つの妙案だ。後は、選手、コーチ任せの調整を陸連がもっと関与すべきであろう。




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