
地元のチームに思う事
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まちゃる
2012年08月15日 04:06 visibility321
8月12日(日) 平塚市馬入ふれあい公園にて天皇杯神奈川予選準決勝が行われた
対戦カードは Jリーグ準会員、関東1部所属 SC相模原 VS 関東2部所属 横浜猛蹴
SC相模原は元Jリーガーを9人擁し将来Jリーグ入りを掲げているチームだ
横浜猛蹴(よこはま たける)は横浜東高校OBが設立したチームで
監督やコーチを置かず 運営もメンバー全員で行っているチーム
近年は神奈川大学出身者が増えチーム色も変わって来ているが
純粋なアマチュアチームである事に変わりは無い
一方はスポンサーの出資でチームを運営
もう一方はチーム員の自己負担でチームを運営
練習も一方は、ほぼ毎日 日中に行っている
もう一方は、週3回 夜間練習を行っている
お金を貰ってサッカーをやっている者
働きながら限られた時間の中でサッカーをやっている者
後者の方が明らかに環境が劣り厳しい中でサッカーをしている事は明白
試合の結果を先に述べると、横浜猛蹴が3-2で勝利を収めた
後半23分までは1-0でSC相模原がリードしていたが
ものの5分間の間に(23分、26分、28分)横浜猛蹴が連続得点し大逆転
終了間際にSC相模原が1点を返すが猛反撃も及ばず試合終了
天皇杯はアマチュアがプロを倒す事の出来る唯一の大会だが
同じ相手に3度も負けるプロチームってどうなのか?
俺の生まれ育った相模原にJを目指すチームが出来た事は正直嬉しい
でも 地域に根ざしたチームを作ると言ってる代表さんは
余所に自宅を構えたまま5年経った現在も相模原に転居していない
普段のチーム練習も 近隣の綾瀬市で行っている
相模原市内にも日中練習出来る場所は幾らでもあるのだが・・・・・
昨年J2昇格を果たしたFC町田ゼルビアは、ここまで来るのに22年を要した
日本有数のサッカー所と言われる町田ですらこれだけの年数を要して来たのに
SC相模原は当初5年でJ2昇格と打ち出し活動を開始した
現実は厳しく当初の浅はかな目論見は崩れ 順を追っての昇格となり
現在は関東サッカーリーグ1部に所属している
神奈川県リーグ1部所属時にJリーグ準会員となり地域リーグ決勝大会に
優遇措置として出場するも予選リーグ敗退 翌年も優遇措置で出場したが
最終ラウンド3戦全敗で最下位となりJFL昇格を逃した
ちなみに昨年は最終ラウンド出場4チーム中 3チームにJFL昇格のチャンスがあり
過去に例の無い絶好の昇格チャンスだったのだが・・・・・
現状試合は無料だがホーム開催で平均800人前後 これが有料になったらどうなるかは
素人が想像しなくても大よその現実は見えて来る
チーム発足時のメンバーも5年経った現在で4名のみ
ユニフォームもメンバー同様毎年コロコロ変わり 今年は色まで変わってしまった
素人が生意気な事をと思われるかもしれないが
大金を使って選手を集めてJに上がっても 観客が増えるとは思えないし
相模原市民がサポーターとして来てくれるとも思えない
お隣にはFC町田ゼルビア 横浜にはFマリノスと横浜FC 川崎にはフロンターレ
湘南地区にはベルマーレが既にある現状 これらのチームを捨ててまで
SC相模原の試合を観に来てくれるか? 答えは当然NOだろう
20年の歴史に5年足らずのチームが勝負を挑むには相当の努力と時間が必要
この辺をフロントや選手達がどこまで理解してるのか判らないが
一市民の俺にはチームの意図が全然伝わって来ない
政令指定都市で唯一Jチームが無い相模原だが、こんな先行き不透明で
市民に背を向けた高飛車な考えのチームはいらない
もっとも自分のチーム活動に穴を空けてまで観に行く魅力も感じて無いけど(^◇^)
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- 事務局に通報しました。
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