性格に合ったテニス

今年はテニスの環境が変わって テニスの新しい出会いが沢山ありました。

テニスを通していろんな話をして最後はやっぱりテニスの話になりますが

面白いのがどんなレベルの人でも悩みはみんな同じだったりします。

 

・勝てそうだったのに最後に逆転されて負けた。

 

・試合中に急にサーブが入らなくなってダブルフォルトして流れを変えちゃった。

 

・大事な場面で我慢しきれず打ち込んじゃってミスしちゃった。

 

・マッチポイント握っていたのにチャンスボールをボレーミスして勝ちきれず

負けちゃった。

 

こういう話って強く上手くなったら無くなると思ってる人は多いと思いますが

実際にはどんな強くなっても無くならないものですよ。

 

上の4つの話って実は先日の県大会で準決勝で負けて3位だったペアが

試合後に愚痴っていた話なんですよ。

しかもこのペアは春の県大会では優勝しているペアなんです。

 

この準決勝はずっと観戦してましたが全員知り合いで試合後 全員の話を聞くと

最後の2,3ゲームはみんなびびって弱気なって泥試合をしていたって言ってましたw

 

3位だった彼らは次の県大会で優勝して関東オープンのワイルドカードをもらって

ポイントを稼いで来年は絶対全日本に出ると言ってました。

 

いろんな試合出ていろんな会場で話をしていると同じような悩みとか愚痴を聞きますが

同じ様な悩みでもパターンが違う事に気がつきます。

 

上で書いたような事はテニスの技術とはちょっと違った感じがしますね。

サーブ練習をいくらしても 突然ダブルスフォルトするとかが無くなるわけでは

ないですからね。

 

最近 感じるのはテニスは性格に寄って向き不向きのプレイがあって

性格に合っていないテニスはいくら練習しても試合では性格がモロに出てしまうため

スタイルが崩壊してしまうと言う事です。

 

では 性格のどこを見るかと言うと表に出てる面ではなく性格的に弱い部分です。

自分の性格の弱い部分が試合では最後に出て来るんです。

ですから 性格の弱い部分を補ってくれるようなテニスがその人に合っている

一番勝てるスタイルのテニスになると思います。

 

試合になるとなぜか強い。メンタルが強く試合でも弱気にならない人と言うのは

この自分に合ったプレイをしてる人なんだと思います。

 

性格は人それぞれなのでテニスのスタイルも人それぞれになります。

強い人の真似したからと言って強くなるわけではありません。

自分の性格の一番 弱い部分を補完してくれるようなスタイルを身に着けると

どんな試合でも最後まで勝ち切るテニスが出来るようになると思います。

 

具体的な例ですと 『大事な時なのについ我慢しきれず思い切り打っちゃう』

実は私にはこういう事はありません。私の性格上 打ちたいのを我慢すると

言う感覚がないからです。

 

逆に攻める場面なんだから思い切り打つ という時の方が我慢が必要になります。

丁寧に打ちたいのを我慢して 思い切り打ちに行くという感覚ですね。

 

こういう場合は自分の感覚でアドバイスしても決してそのニュアンスは相手に伝わる

事はありません。根本的に感じ方考え方が違っているので理解できないのだと思います。

 

人に言われたアドバイスはそのまま実践する必要はありません。

でも 理解出来ないからと言って完全に無視するのももったいないです。

納得できる部分は取り入れて自分なりにアレンジして自分のテニスに活かすようにして

納得出来なかった部分もどこかの心の隅に留めて置くとある時閃いたりするものです。

 

人の真似じゃなく自分の性格にあった自分だけのテニスを考えましょう。

まぁ それだっていろいろやってみないと判らないものですけどね。

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