失敗しないスマッシュの打ち方

土曜日に春日部でテニス 6時間3面24人w でやりましたが


見ていて スマッシュをミスする人が多いのにちょっとびっくり。


 


特にスマッシュを苦手としてる人が結構居たのでその心境をインタビューしてみました。


その結果 スマッシュが苦手な人がなぜ失敗するかなんとなく判りました。


 


スマッシュが苦手な人はスマッシュ打つ時に丁寧にゆっくり振って当てに行ってる


みたいです。


確かにボレーの場合 振らずに当てて行く様にするとミスが減りますけどね。


スマッシュは逆なんですよ。


 


スマッシュを失敗しないコツは出来るだけ速く振る事です。この速くは早くじゃないですよ。


タイミング的に早くではなく スイングスピードをとにかく出来るだけ速く振るって事です。


 


更に打ちに行くタイミングは出来るだけ遅く。


打ちそこなわない様に早いタイミングで振るからまだボールが落ちてきてなくて


先っぽやフレームに当たってしまうんですよ。


 


ですからスマッシュのコツは出来るだけゆっくり待って 打つ瞬間に出来るだけ速く振って


しまえば ミスしないんですね。


 


ミスしないように丁寧にゆっくり振ろうとするからミスが増えてしまうんですよ。


人の目は意外と正確にボールを捉えているもので 落ちてきたボールを ここ! って


打てる瞬間を判断するのはみんな出来ているんです。


でも その時にゆっくり振るとボールがその間に微妙に落下してしまうので打点がずれて


当たり損なうんですよ。


 


スマッシュを打つ姿を横からビデオに撮って見ると良く判りますけど、スマッシュの


ボールって本当に打つ瞬間まで画面上に現れて来ないぐらい速いんです。


でも みんなこの動きが速いボールをちゃんとラケットで打ててるんですよ。


ラケットに当たるならほとんど打つ事には成功してるんですよ。


実はそれぐらいラケットに当てるって事が難しい事なんので大抵の人はここまでは


ちゃんと出来てるんですよ。


 


蛇足ですが大体 スマッシュのスイングって0.02秒ぐらいで振ってるんですがこの間に


落下してくるボールは時速6,7km/hで落ちてきます。0.02秒で振るとその間に3cmぐらい


落下しますからボール1個分ぐらいですね。この時のスイングスピードは200km/hぐらい


 


これがゆっくり合わせるようにスイングすると50km/hぐらいでスイングするようになります。


その場合 0.08秒ぐらいかかり 12cmぐらいボールが余計動いてしまいます。


多少ゆっくり振って合わせたからって当たるもんじゃないんですよ。


打つと決めたらきっちり振り切る。打てないなら振る事は諦めてハイボレーで返す。


 


速い動きを的確に捉えるにはここだって瞬間に的確に速く振り切る事が必要なんですよ。


自信を持ってしっかり振り切る方が失敗しないんですよ。


スマッシュだけは自信がない時は空振りでも構わないので思い切り振りましょう。


そうすれば失敗も少なくなるんですよ。


 


スマッシュは思い切りが大事なんですよ。


 

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