弱点が無い相手に勝てない?
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くみちょ
2012年04月04日 12:03 visibility1860
試合で相手の弱いところを攻めるってやりますよね。
試合の早い段階で相手の弱点を見つけてそこを攻めるの事が試合慣れしてくると
出来るようになってきます。
でも 相手の欠点が判らないとかどこにも穴がない人が相手の時はどうするんでしょうか?
そもそもテニスは相手の弱点を突いて勝つスポーツではないですよ。
あくまでも弱点があればそこを攻めた方が展開を持って行き易いだけで
攻める弱点が無い=勝てない相手と言うわけではありません。
シングルスでは最終的には体力とパワーの勝負になってしまう事も多いですが
ダブルスの場合は相手に弱点があるのを前提にして試合を組み立てるわけでは
ありません。
相手がしっかりと返して来るのを前提として試合を組み立てて行くものなんですよ。
ですから相手がミスしなくてもこちらが主導権があれば少しずつ追い込んで行って
最後には相手がどうしようもない状況で決めてポイントを取るものなんです。
ボレーやスマッシュが苦手な人が打ち損なったボレーやスマッシュの方が
ポイント取れたりするのはそういう理由からなんです。
弱点が明らかな人はそこを攻められ慣れているので弱いけど攻められた時の
対処に慣れていて 上手く切り返されたりすると惑うものなんですよ。
プロの試合見ててもお互い得意だって判っていてもフォアストロークの強烈な打ち合い
の展開になってますよね。
相手の弱点は自分が攻められて逃げる時の切り替えしする時につくのには
必要なんですけど こちらが万全な状態で攻めてる時には必要ないはずです。
相手も万全、自分も万全な状態で勝てる展開を作って行くのが大事です。
弱点がない相手は勝てない相手ではなく 逆に展開を作って勝ち易い相手
なんですよ。
相手の弱点をつくのは相手が極端にレベルが高い時や自分の調子が悪い時で
いつでもそうする必要は全くありません。
まぁ 自分のレベルに合った試合に出ていれば相手の弱点をつくより
いかにして自分の得意なパターンに持ち込んで行くかを考えた方が
勝率は高いと思いますし テニスのレベルもアップして行くと思います。
テニスの王道は相手の得意なところを正面から打ち破って勝つ事ですからね。
自分(達)の得意パターンにどうやって持ち込むを研究してそこに必要な
技術やテクニックを磨くの事が強いテニスをしていくには大事だと思います。
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