
試合後の反省会
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くみちょ
2012年10月12日 11:22 visibility793
みんなやりますよね。試合後の反省会。
ダブルスの時はペアと一緒にシングルスの時は一人で?
団体戦の時はみんなでワイワイ。
試合の直後に自分の試合を振り返って考える事は大事です。
更にそこに人の意見をプラスするとより良いと思います。
では 負けた試合の反省会で何を反省してますか?
「スマッシュミスしちゃった」「大事なポイントでダブルフォルト」
「あのショットをミスしなければ」
って言う反省は良く耳にします。
まぁ それは確かに反省点かも知れませんが負けた試合を反省する時に
ミスショットの事ばかり気にしてもダメなんですよ。
もともと決めに行くショットはリスクを背負いながら打ちますからミスがあるのは
ある程度しょうがない事なんです。
凄く競った試合で大事なポイントでのミスショットは負けを決めたかも知れません。
でもね それは重要な事ではないんですよ。
ミスショットが無ければ勝てたかも知れないのはその1ポイントだけではなく
全部のポイントミスしなければ余裕で勝てるはずですから トータルで考えれば
ミスショットが試合の勝ち負けを決めたわけではありません。
ショットの精度?威力?作戦の失敗 まぁ いろいろ考える事はありますが
一番 気にして欲しいのは
自分が思い通りに打ったショット 思い描いたイメージの展開になってポイントが
取れなかった時の事なんです。
凄く上手く打ったのにダメだった。これが一番注意すべき事なんです。
ミスショットが失点に繋がるなんて誰でも判ります。
それは練習してミスしなくなれば良いだけですからね。
問題なのはミス無くちゃんと打っていてそれで失点してる場合です。
自分が良いショット打ってるのにポイントが取れて無い時は
そのショット自体が自己満足で終わってる場合が多いです。
試合で打つ良いショットと言うのは思い通り打てたショットとか気持ち良く打てた
ショットではなく ポイントがしっかり取れるショットです。
凄く速くてコースが良いサービスでも それでポイントが取れなければなんの意味も
ありません。
要するにあなたが気持ち良く打ったショットは相手に全く通用しなかったって事なんですよ。
テニスのレベルが上がって1ランク上の大会に出るようになると良くこういう状況になります。
今まで通用してたショットが全く通用しなくなりだけでなく 逆に失点に繋がったりします。
何をして良いか判らずいつの間にか負けてしまった って言う試合ではこういうパターンが
多いと思います。
ですから 試合後の反省会ではミスショットよりちゃんと打ったショットが自分の思い通りの結果になったかどうかのもう一度考えましょう。
それと思い通りで無いのにポイントが取れた場面とかをもう一度思い出してみましょう。
それが今後の進むべき道を示しているのかも知れませんよ。
大事なのは ミスショットより 上手く打ったのにダメだった の方が重要って事ですよ。
- 事務局に通報しました。
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