Panthers
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おっぱい魔人
2011年02月16日 01:58 visibility491
夕方相方Bにワンフェスの売り上げを振り込むついでに
ふらふらと近所の模型屋経由して四谷の仙波堂へ。
ア〜マ〜とグランパを回収。
次のワンフェスのネタとしてT34-57を作ろうと思っているんで
57mm砲の金属砲身って出ていないの〜?って話から
結局野砲のZIS-2を購入。
金属砲身は商品化されていないそうだ。
プラパイプ使って砲身作らないとならんのか
めんどくさいなぁ。
どこかから出してくれないかなぁ?
この57mm砲ってぇのがなかなかくせ者で
対戦初期の3号戦車や38(t)戦車が主力だった頃はもちろん
主力戦車になりつつあった4号戦車やパンサー戦車を
やっつけるために一時は生産中止されていたのが
結局は終戦まで生産され続けた息のながぁ〜い大砲。
もちろんタイガーやパンサーを一撃でノックアウトできる
122mm砲や152mm砲もばんばん生産してたんだけど
大掛かりすぎて野砲としては扱い辛いので
手頃な大きさで貫通力だけはそこそこあったZIS-2は重宝されたんだね。
ソ連っつ〜とどうしても対戦初期の無線配備の不手際なんかで
送れた軍備ってイメージがあるんだけど
実は戦車に限れば最新の装備を誇っていたんだね。
ベルサイユ条約で軍備の拡張はおろか研究すらできなかったドイツは
実はこっそりとソ連で自軍戦車のテストをしていて
当時秘密兵器だったT34のウワサはなんとな〜く耳にしていたのね。
当時のドイツの最大級の戦車っつ〜たら75mm短砲身の4号戦車。
一方ソ連のT34っつ〜から長砲身の76.2mm砲積んでいたのよ。
こんなでっかい大砲積んだ戦車って当時T34しかなかったのね。
それどころかソ連って同じ大砲積んだKV-1っつ〜重戦車まで持っていたのよ。
なのでソ連の人達はドイツが75mm短砲身の4号戦車がめ〜いっぱいよって話を
信じなかったんだよね。
自分たちと同等、もしくはもっとすんごいの持ってるのを隠してるって考えていたのよ。
そんでもって独ソ戦が始まって37mmや50mmの3号戦車なんかでなだれ込んだら
T34やKV戦車に歯が立たない。
ソ連兵にドアノッカーって言われてしまったんだね。
方やドイツ軍はソ連が誇るF-22別名ラッチェバムにどっかんどっかんやられまくっていたんだねぇ。
ちなみにラッチェバムって弾が当たってから発射音が聞こえるってな意味で
いかにソ連の大砲の初速がはやかったかってコトでやんすよ。
そんなソ連も戦車に無線機が装着されていなかったり
砲塔に2人しか乗れないので
コマンダーが自分で弾込めなきゃなんないんで
指揮をしてる暇がなかったりと
結局は隊長の戦車の後をわらわらと付いて行くってコトしかできなくって
しょっぱい5cm砲の餌食になってレニングラードまで進撃を許しちゃった。
(そ〜ゆ〜意味では対戦初期から3人乗り砲塔を採用していたドイツも先進的)
そこからは映画の「レニングラード」な世界が繰り広げられるんだけど
とにかく最新だけど最良ではなかったソ連戦車軍団と
最新のつもりがそうでもなかった第三帝国の
なんともいやぁ〜な感じの戦いが繰り広げられる訳です。
で、57mmのZIS-2なんだけど
限定生産でT34に載せて駆逐戦車って感じで運用してみたりして
戦後を迎えた後も
装備は軽い方がイイ!がモットーの空挺隊でず〜っと使っていたそうです。
マイナーだけど実はしぶとい大砲だったんですねぇ。
手塚御大を悩ませた劇画ブームの頃に
少年マンガから華麗なる転身を図ろうして
結局成功だったのかど〜だったのか良く分かんない作品。
なんだかんだいっても由美かおる主演でドラマだったか映画になったんだんだから
そこそこの知名度なんだろうなぁ〜。
手塚御大も「クレオパトラ」でエロエロなアニメ手がけているので
石ノ森先生がエロエロなマンガに手を染めるのも摂理。
っつ〜か劇画ブームの頃は劇画が描けないといけないような風潮もあったので
描かざるを得なかったっつ〜事情もあったのだと思うけど
やっぱエロエロな009が描きたかったのが本音ではないだろ〜か。
009ノ1っつ〜コードネームは伊達じゃなくって
きっちり009なんかもちょい役で出てきます。
ミレーヌ・ホフマンと同じ側なんですね。
でも、ミレーヌの弟君は敵対する側のスパイっつ〜か工作員で
いろいろあって結局いたしちゃいます。
それを知った弟君は自殺しちゃいますけど
ミレーヌは元気いっぱい生きていきます。
オンナは強いですね。
こ〜ゆ〜嗜好を原稿用紙に叩き込む系の人と
嗜好は全て銀座界隈で解放してしまう系の2系統がマンガ家さんにはあるのだと思います。
前者が手塚御大や石ノ森先生、これを白い藤子先生系とします。
後者は佐藤まさあき先生やふくしま政美先生のような豪快さんで黒い藤子先生系です。
これに解放のベクトルが野球になってる水島先生がいて
コトを複雑にしてくれるのですが
大きく見れば水島先生は後者の黒い藤子先生系になります。
で、オイラのような作者のカルマを垣間みるのがたまらなく好きなタイプにとっては
当然のコトながら前者の白い藤子先生系の方が楽しいのです。
それを人工的に起こす方法もあります。
新人時代の我らが豪ちゃんがジャンプ編集者に軟禁状態にされ
女との接触を一切立たれてしまい
自分で女の裸を描かない限り女を目にする事ができないようになってしまったんですね。
そのかいあってジャンプには十ベエやアユちゃんの裸だらけになって
PTAに公開リンチにされてしまった我らが豪ちゃんは
ハレンチ戦争を起こしてむりやり終結させてしまったんです。
そしていつもニコニコして温厚そうな剛ちゃんは
そのストレスを溜めに溜め込んで「魔人ダンテ」を下書きに
超名作「デビルマン」で一気にカルマを解放してしまいます。
その後は「デビルマン」の呪縛に陥り
「バイオレンス・ジャック」がなんかぐずぐずになったり
「スペオペ宙学」とか「イヤハヤ南友」とか微妙な作品を出し続けるようになって
結局枯れてしまいました。
我らが豪ちゃんはとんでもない天才ではなかったのですねぇ。
人工的にカルマを溜め込まされて
人工的に解放されてしまったちょっと才能のあった人だったんです。
強化人間の第1号が我らが豪ちゃんなんですねぇ。
sell我らが豪ちゃん
- 事務局に通報しました。
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