
商品のマーケティングとサッカー
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片野 寛理
2014年05月10日 16:28 visibility46
商品価値について、この前、面白い本を読んだ。
『お客さんのいいなりの商品は売れない』
お客さんの要望に全て答えられる商品を作ったとしても、それは売れないというもの。
なぜか?
顧客満足の式というのがある。
”顧客が感じた価値 ー 顧客の事前期待値 = 顧客の満足度”というもの。
例えば、顧客の事前期待が100だとし、その事前期待値を100%満足させられる100の価値を提供したとすると…
結果は”0”になる。
顧客の要望がその商品において100%正しいとは限らない。
的外れや思い込みもある。
それらを全て含めて答えてしまうと商品の価値はなくなってしまう事になる。
商品価値を明確にするには、顧客が望んでいる価値+その商品が本来どうあるべきか?(自社が提供できる価値)を示す事。
そして、さらにそこには他が提供できないという差別化がないといけない。
それをバリュープロポジションという。
それが組み合わさって、商品の価値というのは認められるようになる。

サッカーに置き換えてみると…
監督やサポーターの求めるプレーに全て答えていては、サッカー選手としての価値は”0”だよね。
でも、監督や観客、関係者(お客さん)の要求も大切。
しかし、それら全てに答えてしまっては片野 寛理(商品)としての価値は下がっていくばかり…
だから、それら全てに答えるのではなく…
監督や観客の望んでいる事を知った上で…
片野 寛理(その商品)の本来あるべき姿を示し、他のプレーヤー(他社)との差別化を明確にしていく。
そうすると片野 寛理(商品)の価値は上がって行くことになる。
もう少し簡単に言うと…
監督(お客さん)がサッカー選手に望んでいる価値を理解し…
その中で、片野 寛理というプレーヤーができる事 。
そして、それは他のプレーヤーができない事である時に、それがバリュープロポジションであり、
そこで他との勝負ができる。
つまり、片野 寛理というプレーヤーに価値が生まれる。
観客を魅了するスタープレーヤーは、そのバリュープロポジションを持っていて、価値が高いということだね。
そういう選手(商品)は決して他がやっている事をしないし、オリジナルがあるよね。
サッカー選手としては、試合に出て初めて選手として評価される対象になると思う。
そのあとに価値を上げるも下げるも自分次第。
試合に出られない時、上手く物事が流れていない時なんかは、まずは気に入られようと認めてもらおうと思い、ついつい監督や関係者たちの要求を丸呑みしてしまいがちになるよ。
でも、それは実は自分の価値を下げている事になるんだよね。
それで喜んだり満足したりするのは、要求を聞いてもらった当事者だけ。
WIN - WINの関係ではない…というだけではなく、とても狭い世界での話になってしまう。
(*見るべき世界はサッカー選手としてであり、一個人ではない。)
その時は、監督に見放されたりファンや応援してくれる人が減ったりするかもしれないけど…
長いスパンで見た時に、ブレずに自分の価値をキープし続けていれば、必ず成果は出てくるし、良い結果に繋がっていく。
その時の関係は、間違いなくWIN - WINだよね。
その時に、純度の高い(価値の高い)選手になれるんだと僕は思う。

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- 事務局に通報しました。

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