松山工-駒沢大高

第94回全国高校サッカー選手権3回戦

松山工-駒沢大高（駒沢オリンピック公園陸上競技場）を観て来ました！。

まだ都内の道路は空いてるからなのか、玄関の扉を開けて僅か12分で現地入りしたー！。



徒歩だと道路が空いていても1時間半くらいかかるから、車って偉大だなぁ…



そこ？（笑）。


じゃなくて、本当に早く着いてビックリした！。
しかも、駐車場にもすんなり入れたし！
ラッキー♪


そして、良席にも座れた♪
ラッキー♪


松山工の応援団席の近くに席に着席♪

松山工高校のブラスバンド部の演奏を聴いて


楽器を演奏が出来る人って素敵だなぁ…と眺めてました（笑）。



当然、知らない選手ばかりだし、中立にサッカーを楽しむスタンスで観戦してました。


（赤）松山工高校は4-2-3-1？4-4-2?
（白）駒沢大高校はフラットの4-4-2

駒沢公園オリンピック競技場の独特のピッチの状況のせいなのかもしれないけど


前半立ち上がりからセーフティな展開でボールが落ち着かない

いわゆる、縦ポンだし、クリアもサイドに切る


個人的な見解ですよ。


私はこういう展開（戦術）が好きじゃないんです。
確かに、自陣にボールが無い方が『失点』する機会は少なくなるし、事故で『得点』も挙げられる可能性もある。



…でも、その先が無いんだよね。



単純に前にだけボールを蹴るサッカー



頭を使わず、テクニックも使わないサッカーって…

サッカーする意味があるのか？

もっと上手いサッカー選手になれるんじゃないのか？。


疑問に思う戦術です。




しかし、現実問題

勝ちたければ、この作戦（戦術）は否定しない！！

（伝統ある強豪校にはなれないけど）目の前の勝利に割り切ることが優勝への第一歩


駒沢大高校は前半20分で選手交替

早いタイミングでボランチを替えた！。
確かに、落ち着いてないからなぁ…


でも、結局はそのまま膠着状態で前半は終了する。


後半は両チームとも、どうでるんだろう？



同じような縦ポンで抜けて、バイタルで仕掛けた松山工のドリブルを駒沢大高校のDFがボックス左でファウル

イエローカードを貰う


要らないファウルだなぁ…

ここまで素晴らしい守備をしていたDFだけに、立ち上がりは注意が必要と改めて思った。


FKが直接決まる！

緊迫した展開から大きな意味を持つ先制弾！

1-0！

歓喜の松山工応援団！


まだ残り時間は充分ある！
選手を鼓舞する駒沢大高校応援団！


この展開だと早めに返さないと厳しいかなぁ〜

浮き足立ってる今がチャンス！


積極的に駒沢大高校の監督も動く！
好き嫌いを別として、この勇気は賞賛に値する。



駒沢大高校ロングボールを失点の原因にもなった選手がジャンプ一番！


打点…高っ！！！！！


ヘディングシュートで松山工高校のゴールネットを揺らす！！！！！

同点劇に駒沢大高校応援団の歓声が駒沢中に響き渡る！！！！！




駒沢大高校は意図的に左サイドを使い始めたのか分からないけど、左サイドを使うけど、左サイドの選手の足元は上手いとは思うものの

縦ポンで勝ち上がってきたんだろうなぁ…


パスやドリブル（仕掛けるタイミング）が超下手でビビる。



対して、松山工の10番はセンスあったなぁ…

良いアクセントになって駒沢大高校を脅かすが…


この頃には気付いた


駒沢大高校の守備陣

良い感じ

フィジカルの強さを駆使して粘り強い守備をしてる

3・4・5番

途中から10番が右サイドバックに入ってる！。

凄いのがボランチのセンスが良くないし、後ろ向きで守らなきゃいけない状況でも守りきる連携は素晴らしい！。


なるほどなぁ…


この監督は強かですね。
分厚い東京予選を伊達に突破してないね。



ただ、この先の強豪校には通用しないような気がするけど、でも、自分達のスタイルを信じてプレーするだけ！


中盤がスカスカだから分厚い攻撃も出来ず、対人なら駒沢大高校の守備陣は安定してる！。


ゴール前の混戦を左サイドの選手が蹴り込む！

ゴーーーーーール！！！！！


勝ち越し点を駒沢大高校が挙げた！

1-2！



最後の松山工のプレー

駒沢大高校鉄壁！



80分の激闘を終える笛が鳴り響き

すなわち…

3年間の活動の終わりを告げられ、膝から崩れる松山工の選手達

言葉に出来ない悔しさだろう…。


駒沢大高校の10番が駆け寄り、何か言葉をかける…

勝者の驕りに感じる人もいるかもしれないけど、対戦してくれた感謝と労いの言葉を言いたかったんだろう。

その気持ちが次に繋がるんだと思う。



応援団もエール交換してる！。
素晴らしい！。

爽やかな気持ちになりました。


Fリーグも対戦相手のサポーター席まで挨拶に行くけど、応援してくれた方、支援してくれた方々、そして、対戦相手をリスペクトする気持ちを失ったら人間としていけないね。



そういう大人も多いけど、若者たちよ…


この時間を忘れないで欲しい…


そう…君たちは美しい…


ありがとう、高校サッカー