
スペイン優勝記念
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サルバトーレ
2010年07月12日 22:02 visibility76
スペインのワールドカップ優勝記念に、せっかくなんで、シャビとバルセロナについて少々語りたいと思います
シャビエル・エルナンデス・クレウス(30)
ユニフォームの表記はシャビ(Xavi)
1980年1月25日生まれ
日本代表ではゴールデンエイジと呼ばれてる世代です
そのゴールデンエイジを世代別大会の決勝戦でボロボロにしたのがシャビです
確か、4-0くらいで負けたような気がするなぁ…
深夜にテレビで見ていて日本代表がズタボロにされてショッキングだったのは覚えてます(笑)
話が逸れましたが
そんなシャビはカタルーニャ州テラッサ市出身で
日本での呼び方は「シャビ」だけど、実際の発音は「チャビ」のほうがより近いらしい。
「チョコレート」と『ショコラ』と
似た感覚音であると本人も語っています
ちなみに、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、スペインでは首都マドリードの過去の圧政に対して嫌悪感を抱く地方が多いんです。
だから、『チャビ』と発音をさせたいのかも
だけど、ここは日本なんで『シャビ』で通します(笑)
そういえば、城氏が『JO』を『ホー』と呼ばれていた気がするなぁ。
プジョルの表記は『PUYOL』なんだよなー
1991年
シャビは11歳でFCバルセロナに入団し
カンテラから
1997-1998シーズンにリザーブチームであるバルセロナBへ昇格している。
このバルセロナBはヤバいです!
今、現在も才能の宝庫です!
この時期のシャビは
バルセロナ、トップチームのキャプテンであり、チームの要であったジョゼップ・グアルディオラの後継者として期待され
翌1998-1999シーズンに18歳でトップチーム・デビューを果たした。
2001年の夏にグアルディオラがチームを去るまで、中盤の底でともに出場することが多くなり
グアルディオラの退団にともない
2001-2002シーズンからは元オランダ代表MFフィリップ・コクーとコンビを組むことが多くなり
また、それまでグアルディオラが担っていた
中盤の底からゲームメイクするピポーテのポジションを受け継ぐことになった
2003-2004シーズンにはカンテラから『アンドレス・イニエスタ』が昇格し
退団したコクーにかわってコンビを組むことが多くなった。
また、この時期にデコが加入したことで
シャビ-イニエスタ-デコ
と並ぶ中盤は高いボールポゼッションを保つようになり、2004-2005シーズンのリーガ優勝に大いに貢献した。
2005-2006シーズンもFCバルセロナの中心として活躍が期待されていたが
2005年12月
練習中に右膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い
2006年4月
5ヶ月間を治療とリハビリにあてることになった。
チームはこのシーズンもリーガ優勝し二連覇
またUEFAチャンピオンズリーグで優勝を果たした
が、シャビ自身は不完全燃焼のシーズンとなった。
リーガ二連覇、チャンピオンズリーグ優勝を果たしたFCバルセロナであったが
2006-2007シーズン
2007-2008シーズン
と連続して優勝を逃し、フランク・ライカールトが責任をとって監督を辞任することになり
去年から
グアルディオラが監督に就任した。
グアルディオラはロナウジーニョ、デコ、サミュエル・エトオを戦力外とみなし
デコとロナウジーニョが退団した為
中盤はシャビ、イニエスタ、ヤヤ・トゥーレもしくはセイドゥ・ケイタという形で戦うことになった。
こうして新監督のもとに臨んだ
2008-2009シーズン
シャビ、イニエスタ、ヤヤもしくはケイタの中盤と、ティエリ・アンリ、リオネル・メッシ、エトオの前線が大いに機能し、スペイン史上初の三冠を達成した。
シャビも中心選手としてシーズンを通して活躍し、三冠達成に大きく貢献した。
こうした活躍が認められ
2009年8月
UEFAの最優秀MFに選ばれた。
あんまり派手なシュートやドリブルなどのプレーをしないし、決勝戦でもフリーキックは外しまくったので分かりづらいのですが、中盤の選手が必要とする能力の全てが高いレベル選手なんです!
メッシがC・ロナウドと決定的に違うのはシャビと一緒にプレーをしている事だと思います…
アルゼンチンのメッシは児玉清ばりに
アタッ〜クチャンス!
してましたね〜。
得点こそ取れなかったですがチャンスメイクで貢献しました。
これもバルセロナのチームメイト『シャビ』のパスセンスを身近で体験しているおかげです
決勝戦ではバルセロナのカンテラ出身者セスクも沈滞気味なスペインの攻撃を活性化させて『なんなんだよ!?』と呆れるくらいバルセロナコネクション恐るべし!
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- 事務局に通報しました。
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