信じられない……衝撃!阪神・赤星憲広外野手が現役引退



阪神タイガースの赤星憲広外野手(33)が今季2009年限りで現役を引退することを発表した。


12月9日に記者会見を行い、引退の旨を発表した。


赤星はJR東日本からドラフト4位で阪神に入団。2001年のルーキーイヤーに128試合に出場し、打率.292、39盗塁で新人王、盗塁王、ゴールデングラブの3タイトルを獲得した。

その後、2003年には今季戦力外となった今岡と1、2番を組み18年ぶりのリーグ優勝に貢献。


今シーズンまでの9年間で盗塁王5回、ゴールデングラブ6回、ベストナイン2回、オールスター出場3回、打率3割のシーズンが5回と、名実ともに阪神を引っ張る攻撃隊長として活躍した。

今季は91試合に出場して打率.263、31盗塁。



引退の理由として、2007年5月の試合でダイビングキャッチを試みた際に痛めて持病となっていた、頸椎椎間板ヘルニアが思うように治らず、痛みが引かないため暫くは治療に専念するということ。
痛めた首の影響から腰にも痛みが出て、さらに脊髄にも伝播したという。

偶然ながら、私が今季甲子園で観戦した9月12日の試合、センターで先発出場した赤星はダイビングキャッチをしたまま起きあがれなくなり退場するものを目の当たりにしたことを思い出した。




医師から、このまま現役を続ければ大変危険と言われ赤星自身も驚いたという。

赤星の通算成績は1127試合 1276安打 3本塁打 215打点 381盗塁 打率.295 守備率.991。

現役を続けていれば2000本安打も十分狙えたはずだが、選手赤星より、人間赤星の方が大切なのは自明の理だ。


今の阪神から赤星が抜ければ、盗塁を狙える選手は平野(キャリアハイは10盗塁)か鳥谷(同じく7盗塁)のみ。この2人ではヤクルトの福地や中日の荒木とタイトル争いは難しい。


できれば、球団には赤星を大幅減俸でも育成枠でもいいから残留するよう説得してほしい。年俸240万円の育成枠でもいいじゃないか。それはスター選手の特権でもある。


晩年の清原和博内野手はオリックスで億単位の年俸をもらっていたが、現役最後の2年間はケガで戦力にはならなかった。

ソフトバンクの斉藤和巳投手は2度の沢村賞を獲得した名投手だが、ここ2年は肩の手術の影響で登板していない。





赤星が抜ければ、誰を起用するのか?

内野はほぼ固定。唯一、平野をセカンドからセンターに回して内野に水田、坂、野原、上本、高濱、大和?

外野手で庄田、柴田、野原祐、浅井?


外野手はともかく、内野手は力不足すぎる感が否めない。



近年の阪神はセンター赤星、レフト金本で固定され、若手の外野手をあまり起用できず、NPB屈指と言われた外野手層が弱体化していっている。

赤星が退団すれば、若手をより起用できるという側面もある。そういう点ではメリットと言えなくもない。



でも何故だろう、少しも嬉しくないのは。
































































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