今更ながら代表について思ったことを色々と掛け値なしに徒然と

W杯メンバー発表から一週間、色々と邪推まじりで考えてました。 

連日メンバー選考や合宿のレポートが報道されていて、

メディアでは代表のシンボルとして巻が掲げられた。

FW選考については、 どの選手も一人で突破して決めるタイプじゃないので

正直誰でもあまり得点力には大差はないとは思っていたが、

大黒・巻だけは入れて欲しかった。

積極的にシュートを打つ大黒に、そこにつめる巻！

そんな姿がずっと脳裏をよぎっていたから。

巻のようなスタミナ抜群の選手が入ることには諸手を挙げて賛成。

なにせマリノス戦で、攻めあがってきていた中澤に守備で競り合ってたほどですからｗ

ただ、巻に対する過剰な報道のせいで、期待だけが異常に膨らみすぎているような気もする。

まあフレッシュな選手の宿命ではあるけども、後々手のひらを返されそうで怖いなぁ。

クラブで活躍してても、チームあっての得点だし、相手の守備力でもまた変わってくる。

点に直結するポジションって改めて大変だなあと思う。 

今回の久保はずしについては、体調が万全ではないと言うことで、

過去のジーコ本人のW杯での経験も交えて理由をつらつらと述べていた。

なるほど、経験者の話は重みがあるな〜。

ただ、マスコミを黙らせるという意味も同時に含まれていたかも？

メンバー発表直後の新聞は、陽動作戦にかかったかのように一面「巻」。

合宿もちょっとしたお祭り騒ぎで、ちょっとした雑音は掻き消されるフィーバーぶり。

なかなかの名采配だと思った。 

90年イタリアW杯、大会前からスタメンについてマスコミに五月蝿く言われてて

「それならば、貴方達マスコミが言うとおりのメンバーで臨もうじゃないか」と

ドイツ戦を戦って惨敗し、マスコミを黙らせたオシムを思い出す。

単に過剰なサプライズへの期待という重圧に耐え切れなくなっただけかも知れないけどｗ