2008年年初に

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年始に今年の注目点をいくつか書いておきたい。

1.2010年W杯予選:今年のサッカー界では一番の注目点。代表監督がはからずも交代することとなったが、3次予選の対戦相手に恵まれたのは幸運。1月の合宿、KIRINチャレンジ、2月のタイ戦、東アジア選手権と集中的に練習をできるチャンスがあるのでここで岡田監督のチームの骨格を作りたい。オシム時代からはCBとSBに改善すべき余地がある。ここにどういう選手が選考されるか?まずはこの点に注目したい。

2.16年目のJリーグ:今のところ浦和の旺盛な補強が目に付く。しかし毎年Jリーグは終盤までもつれる。ACL2連覇を狙う浦和が硬直的なオジェック采配の下疲労を蓄積して行った場合また他チームに足元を掬われる可能性もある。(しかも浦和は代表選手が多い) CBに難のあるガンバ大阪、ACLを戦い抜くには選手層がやや薄い鹿島、勝負強さがいまいちの川崎、選手層がいまいちの清水、方向性のよくわからない横浜マリノス。上位陣がそれぞれ問題を抱えるだけに今シーズンももつれるのではないか? J1昇格組ではフッキなき後こちらも旺盛に選手補強を進める東京V、加藤久ちゃんに長期政権を任せる京都に注目。 J2降格レースは札幌、大宮、千葉、名古屋、大分、京都、FC東京が争うとみる。 J2では仙台、大木武なき後の甲府、セレッソ大阪に注目する。(理由はいろいろありますが、地域性の問題が一番大きい)

3.北京オリンピック:アップアップで出場を決めたが、1次リーグ敗退が順当か?期待を大きく裏切った反町氏は将来の日本A代表監督候補からも脱落したのではないか? DFラインが計算できるだけに、FWとMF(特にFW)にうまくてこ入れすれば伸びしろは大きいチームだを思うのだが。

4.岡田采配:1とネタがかぶりますがご容赦。日本人の中では代表監督最右翼だった岡田氏がオシム氏の病気で突然の監督就任。この人には一から監督を任せたかったが緊急事態だけに致し方ない。マスコミの、一部協会のわからずやの言う「オシムサッカーの継承」という亡霊とも戦う必要がある。
でも岡田監督には外野の声を気にせず思う存分好き勝手ふるまって欲しい。彼は守備をベースとした極めてオーソドックスなチーム作り、戦い方をする。 彼の作るチームがある意味本当に日本代表らしい代表になるのではないか? 期待大、興味津々である。

5.ACL:浦和の2連覇、ガンバ大阪、鹿島の戦いぶりには注目。鹿島は今のメンバーが勝ち方を覚えたので期待できる。運に恵まれれば決勝進出もありえるか?(スタッフが国際試合に慣れていない点が心配であるが昨年川崎Fも頑張ったのだから何とかなるだろう) ガンバはCBの補強が課題。シジクレイの後釜が見つからないとリーグ含め今年は厳しいだろう。

今思いつくのはざっと以上。
高校サッカーも始まっており、野洲高校、埼玉栄の戦いも気になる。 あと欧州市場の移籍動向も気になるがこれらについてはおいおい書いて行きたい。

それでは皆様良いお年を。 2008年が日本サッカー界にとって大きな実りのある年でありますように。

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