神の領域--こんなのありか?--
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ラスタマン
2007年12月09日 14:25 visibility69
1シーズン闘って、入れ替え戦・残り2試合のHome&アウェイ2試合。その2試合目のロスタイム。
槙野のオーバーヘッドが決まっていれば、広島が勝っていた。
が、決まらなかった。だから京都が残った。こんなのありか?サッカーの神は時折このような所業をするが、入れ替え戦の2試合目のロスタイムであのようないたずらをするとは。
しかし、神の領域に入ってしまうような事態を招いたのは広島サイドに原因があった。
�ペドロビッチの迷采配
この日の試合を観る限り広島はJ2降格をするようなチームではない。そりゃそうだ。ウェズレイ(この日は調子はよくなかったが)、佐藤寿人、柏木、駒野、服部、森崎兄弟、戸田、ストヤノフ、下田、森繁、青山・・・これだけのタレントが揃っていたらJ1で中位以上が十分狙える戦力だ。しかし、森崎和をDFラインで使ったことにより守備からチームが崩れていった。なぜこの日の試合のように中盤使ってこなかったのか? あと、選手交代も遅いわ、この監督は。
�フロントの責任
そのペトロビッチを1シーズン引っ張ったフロントの責任は重い。監督のクビを挿げ替えていれば、大宮はかわせたのではないか?常にフロントは「顔」が見えないので批判しづらいが、今年の広島は大きく批判されてよいだろう。
最後に京都・加藤久監督(というか、久ちゃんという方がしっくり来る)の積極采配について。ペトロビッチ采配とは好対照だったのがこの日の久ちゃんの采配だった。あそこでDFを1枚下げてFW(アンドレ)を入れるとは。見ていてドキドキものだった。10月に監督交代した時は京都はこれまでか、と思ったが、よく3位に入り、この入れ替え戦に勝ったものだ。賞賛に値する。
協会の強化委員を辞してからというもの(その悔しい経緯はここでは触れない)、中央からは陽の当たらない道を歩まれたが、ついに陽の当たる場所に戻って来た。この知性あふれる御仁がJ1に新しい風を吹き込んで欲しいと思うのは小生だけではあるまい。京都の幸運を祈る。
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